受験校決定の際に、いつも言っていることがある。
「最終的には自分で決めるように。」
自分の進路なのだから、最終的には自分で納得する決断をしてほしいなぁと。
ただ、ここで勘違いして欲しくないことがある。
だからと言って、周りの大人達の意見に全く耳を貸すことなく自分の判断だけで決めるべきかというと、そんなことはないということだ。
同時に、大人達も正しい方向に子どもたちを導いてあげないといけないということ。
いくら本人の意思を尊重すると言っても、一時の感情だけで判断を下してしまうことがあるのが子どもだ。
(まあ、これに関しては大人もそういうことがあるかもしれないが。)
それに、まだまだ経験も浅いし、先も見えていない。
今、この瞬間においては自分の気持ち的にはこうなんだよ、ってことでその決断を下したのかもしれないけど、それは果たして本当に良い決断なのだろうか?と思える時もある。
今、この一瞬、自分が楽になるためだけに下した決断なのでは?と思う時が。
そういう逃げの選択とか、弱気な選択ってのはやっぱり見抜いてあげないといけないし、そういうときにはちゃんと向き合ってあげないといけないんじゃないかなぁ。
実際、僕の周りにもこんな友達がいた。
「俺、塾辞めたわ。最近ちょっと行くのダルかったから。ん?ああ、親には先生の説明がわかりにくいって伝えたら普通に辞めれたわ(笑)」
その後、彼はだんだんと悪い方向悪い方向に流れて、今は何をしているのかわからない。
もちろんこの話だけだと、辞めるのが良かったのか悪かったのかは簡単に判断は下せないけど、その判断の先がなかった点に関しては良いものとは言えなかったんじゃないかなぁ。
他に熱意を向ける先があるのなら良かったかもしれないが、どうしようもない有り余った体力を悪い方に全部ぶつけていた。
かと言って、大人の意見の押し付けばかりになっては、人の顔色ばかり伺う子になっちゃうし。
人の心ってのは難しいもんだなぁ。
ということで授業の時間が迫ってきたので今日はここまで。
ではではまた明日。
K.N2022年8月6日 9:49 AM /
人の心って難しい。自分の心でさえたまに難しくなるくらいなのに、子供の心でさえやはり人の心であり、そこを動かすのは本当に難しいです。でも、先生がおっしゃる通り、自分の事を自分でしっかり考え決断していく事は人生において必要不可欠でとても大事な事であり、親はその子のベストな方向へ導いてあげなくてはいけない。受験もそうですが、何か選択を迫られた時に本人の意思を尊重しながらもその子にとって、最大限のサポートをしてあげれるように努めたいと思っております。 でも先生には敵わないですけど、、。親も無理なやる気スイッチを押してくれるのは墨先生なので!あーー早く墨先生からやる気スイッチを押してもらえるように、精一杯向き合って頑張ります!