今回のカンボジア訪問を簡単に紹介する。
高3生たちと一緒に、4泊6日の旅だった。個性溢れる面々の中、個性の薄い僕はどうにか奮闘するもあまり足跡を残せずといったところだろう。笑
そんなこんなでカンボジアを色々回ったわけだが、面倒なので、今回もっとも印象に残った場面だけ紹介する。
それはこの景色だ。
今回はカンボジアの都市から離れたところにある村をボートで回った。雨季にかなり水位が上がるらしく、写真のように高床式になっている。カンボジア人曰く、雨季になると家の床ギリギリまで水位が上がるらしい。
ではなぜこの景色が印象的だったかというと、カンボジアは僕が訪れていた4年間の中でかなりの勢いで発展している。アンコールワットの入場料も二倍近くに跳ね上がり、周りには景観ぶち壊しのライトアップされたテーマパークまでできてしまった。現に、4ヶ月前にいった時からでさえ変化を遂げている。発展途上国の印象の強いカンボジアだがだんだんとその発展途上国としての面影を失いつつある。「ああ、こんなの僕の知ってるカンボジアじゃない」そう思ってさえいたほどだ。
そんな中、この村はザ・カンボジア感が嫌という程にじみ出ていた。こんなところでどうやって生活するんだろうという疑問が多く残る景色ばかりだが、それでこそ発展途上国といった感じだ。
そんなカンボジアを見つけたことがこの旅一番の僕の思い出となった。