トイレに消臭剤を設置した時のことだ。
古い建物ということもあり、掃除をしてもすぐにトイレが気になる臭いを漂わせ始める。
高校がとても古い校舎で、頻繁に便器からリバースしていた。それも大きい方だ。そのせいもあり、臭いトイレを苦手とする僕は、たまらず消臭剤を購入した。(いまさらかよって感じではある。)普通の家庭のトイレよりは明らかに広いので、2個体制で挑んだ。
ところが、数日経っても臭いが全然消えないではないか。
「くっそーーー!このポンコツ消臭剤ッ!!!」
とか思いながら、なくなるペースは早くなるが、パワーが強くなるというモードに変えた。
それから数日経っても、一向に臭いが消えない。
「詐欺じゃーーーーーー!!!!
このポンコツが!!!!!!
●▲※□◎消臭剤ッーーーー!!!!!!!」
(※記号の部分はご想像にお任せします。)
恥ずかしながら、1人でわめいてしまった。だが、あまりにおかしいので、不思議に鼻を近づけ匂いを嗅いでみる。
、、、、、、全く匂いが出ていない。。。。
僕は、僕の持てる力の全てを振り絞って考えた。
そして一つの結論に達した。
「あ、これ内側にもフタあるやつやんね。」
どうやら本当にポンコツだったのは、消臭剤ではなく僕だったようだ。
長すぎる前置きを終えて、今日は得意・不得意について考えた。
勉強する上で、バランス型の人もいれば、そうでない人(ここでは非バランス型と名付けよう)もいる。もっと具体的に言えば、五教科全てがだいたい同じぐらいの点数だぜって人もいれば、国語や英語なんかの文系教科は得意だけど、数学や理科なんかの理系教科になるとちょっと、、、って感じの人もいるってことだ。
学校にいるうちは、どうしてもバランス型であることを求められる。でも世の中の成功している人たちは、どちらかと言えば、バランスがよくない人の方が多いような気がする。
全体的に普通の人よりかは優れている人たちよりも、何かに突出している人の方が、重宝されてるイメージだ。あくまでこれは僕のイメージなので、偏見だとかそんな話は受け付けない。
僕は、中学生までは割とバランス型だった。どの教科でもコンスタントに点数をとっていた。中学生当時から、非バランス型は存在したので、各教科の非バランス型の自信家たちがどうにか僕の鼻を圧し折ろうと、テスト返却後に自分の得意教科の点数がよかった時だけこぞって僕に点数を競いにきていた。当時は今よりも性悪だったので、そんな彼らを返り討ちにするのが趣味だったことはいうまでもない(笑)
それが高校になって、国語とか社会に興味が持てなくなり、完全に非バランス型になってしまった。厳密に言えば、高校入学直後に勉強することをやめたので、一度はバランスよく落ちこぼれたのだが、なんとか理系教科だけ持ち直した感じだ。
大学受験の場合は、大学のレベルが上がれば上がるほど、バランスを求められる。尖った才能がなかなか受け入れられにくい傾向にある。(もちろんそういう人が入れるような受験方式もあるが。)
正直、どっちが絶対的な正解だってことは断言できないので、なんとも言えない。僕自身、欠陥が多いが、特段困ったこともない。
教育上はバランス型が求められる中、実社会では非バランス型が求められるというジレンマだ。
あ〜難しい〜。
(突然することが増えたので、終わりに近づくにつれ雑になる。)