2019年9月18日
  • 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

勝ち癖と負け癖

僕は中学生の時にサッカー部に入っていたのだが、これがめっぽう弱かった。

どれぐらい弱いかを書き出すと手が止まらないのだが、代表的なエピソードをいくつか紹介する。

・南区大会の次のステップである福岡市大会に当時一度も出場したことがない。(福岡市内で当時は2チームだけ。最近出場したらしいので、この伝説は崩れた。)

・夏休みが始まる前に引退が決まる

・失点が1試合で3点以内で済めばいい方。ちなみに、サッカーでは3点差がついたら試合がほとんど決まったようなものと言われている。だから、試合結果を言うと、よく「野球?」って聞かれる。(0−6とか)

・ちなみに一番ひどかった試合は0−11

・チーム初勝利は新チーム発足から2ヶ月後

・高校で周りのサッカー部員に中学校名を言うと鼻で笑われる。

・1学年で1チームできることはないため、毎年4月の時期の部員集めに超必死。そのため、部活動紹介の時間に楽しい部活アピールをするために、面白いことをしなければならなかった。

・後半になると相手チームのメンバーがガラリと変わる。(前半で勝負がついたので、戦力をめちゃくちゃ落としてくる。)

 

ざっとこんな感じだろう。他にもあげればたくさんあるが、キリがないので、ここまでにしとこう。

 

そんな僕らだったが、顧問はすごく熱い人で、顔も広い人だったので、顧問の顔だけで練習試合は頻繁に組んでもらっていた。もちろん、連戦連敗だった。

 

そんな中、ある練習試合の日に、会場に着くや否や、すぐに怒られた。顧問からこんなことを言われたのだ。

「お前たち、試合する前から負けとるやないか!!!!」

連日負け続きで、今日も何点取られるのやら、とか考えていた僕たちは何も言い返せなかった。会場入りする姿から悲壮感が漂っていて、敗者のオーラを醸し出しまくっていた。そりゃ、怒られるのも無理はない。

当時の僕らは、完全に負け癖がついていたのだ。

 

一応、円陣の時なんかは「勝つぞ!」的なことを言うが、あの時チームの何人が心からそう思っていただろうか。口では勝ちたいと言うものの、相手との力関係なんかを考えると、とても勝てる気がしなかった。

もはやキャプテンだった僕がそう思っていたのだから、もう終わりだ(笑)

そして、案の定負けて悔しいという感情は一時的には湧くが、次の練習に繋げようとか、そういうのはなかった。

もう、完全に負けることが当たり前になっていたのである。負け癖の染み付いたどうしようもない雑魚集団だった。

 

そんな僕たちも、顧問の情熱にあと押されたことと、大会が近づいていたこともあり、どうにか意識改革はなされた。(めちゃくちゃ怒られた。残念ながら強くはならなかった。笑)

 

これは勉強においても言えると思う。勉強では勝ち負けという判断基準はふさわしくないが、合格癖と不合格癖と言い換えれば、当てはまる。

合格癖が強い子は、どんな小テストであれ、どんな状況であれ、合格することが当たり前だ。いくら忙しくても、しっかり勉強してくるし、もし落ちたとしても、落ちたことを心の底から悔しがり、再テストでは絶対に一発で合格する。だから成績もいいし、もしよくないとしても、今後上がる期待が持てる。

だが、厄介なのが、不合格癖だ。テストを受ける前の段階で、ものすごく悲しそうな顔をする。まるで、練習試合に向かう前の中学時代の僕らのような。受ける前から負け戦を確定させている。そんな顔するぐらいなら勉強してこいよと思うのだが、彼らには再テストをしてくれるという保険があるので、そこに甘えきっている。そして案の定、結果は不合格だ。

 

これを踏まえて僕の役目は、生徒たちを勝てる集団にしていくことだと思っている。勉強ももちろん重要だが、心の面で勝ち癖がついている子にしていくこともかなり重要だ。

1人1人に合格癖をつけさせて、学年として勝てる集団にしていきたい。僕らは勉強部だ!

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