後悔しない選択を、的な言葉があるが後悔するときはしてしまう。
僕だって、これまでにいろんな後悔をしたし、今でも後悔することはいくらでもある。
・食べすぎたなぁ。最後の一回の替え玉はすべきじゃなかったな。
・特盛(三人前)はやりすぎたなぁ。大盛り(二人前)でよかったよな。
・電車乗り遅れた。。。あと30秒早く家を出ればよかった。
・授業のなかでここの部分は、こう教えた方がよかったんじゃなかろうか。
・昨日、飲みすぎたなぁ、最後の一杯はやめておけばよかった。
などなど情けない話が大半だが、こんな後悔はよくある。
飲食関連は懲りずになんども同じ後悔をしている(笑)
(生徒に、失敗から学ばずに何度も同じ失敗を繰り返してたらバカって呼ばれるぞ、とか偉そうなことを言っておきながら、まさに僕がそのバカだった。)
そんな僕が受験生のときに、みかみ先生に言われた言葉で印象的な言葉がある。
「受験で失敗したときに、みんな後悔するんだよね。
『あの時、もっと勉強しておけばよかった』って。
じゃあ、あの時っていつなの?
それが今なんだよ。
だから今しっかり頑張ろうね。」
多少言葉は違えど、こんなメッセージだった。
『後悔』という言葉は読んで字のごとく、してしまったことについて後から悔やむという意味だ。
『後悔先に立たず』なんて言葉もある。
だからといってはなんだが、今まさに物事の最中の人たちには、今の自分の行動が正しいかどうかなんてわからないのが厄介だ。
受験生の時だって、本当に自分のやっていることが正しいかどうかわからなかった。
おそらく今の受験生も、今の自分の状況に不安を抱えている子は先が見えないから不安になっている。
焦りを感じていない子は、ゴールまでの距離と自分の現在地がいまいち見えていないから焦らない。
逆に大人が焦ってるのは、先が見えているから。
でも未来なんて誰にもわかんないので、受験生は自分がしていることが正しいと思って突き進むしかない。
焦らない子どもたちにイライラしてもしょうがないので、どうにか心に火がつくようにけしかけるしかない。
僕らだけが勝手に焦らず、自分たちで学び出すのを待つしかない。
結局、中途半端に物事に取り組んだり、自分がやっていることに自信がもてなかったりすると、終わったあとで、
「もっと頑張ればよかった。」とか、
「こうしておけばよかった。」とかの感想が出てくる。
逆に自分が信じたやり方で全力で取り組めば、成果が出なければもちろん悔しいが、なんだか清々しい。
それは誰かにやらされるものであってはダメで、自ら動くということが大事だと思う。
子どもたちが受験が終わってから後悔しないためにも、先が見えている立場として、彼らが自発的に動けるような取り組みを心がけたい。
テスト一週間前を切ったので、これからどんどん加速してくぞー!
佐々木2018年11月9日 2:49 PM /
始めまして。以前勝手にブログをリンクさせて頂きました秋田キャンパス21の佐々木です。 まずは勝手にリンクして申し訳ございませんでした(苦笑)。 先生のブログ、毎日楽しく拝見していますが、 今日もブログのみかみ先生の言葉… 衝撃を受けました。そして、タイムリーに私もその言葉で吹っ切れることがあって。有難うございました。 これからも先生のブログを楽しみにしています。