今日は完全に個人的な話。(割といつもか。)
口内土木工事こと親知らずの抜歯を終えた。
右奥の上下二本抜きということで、歯医者にバリバリ苦手意識を持っている僕は死ぬほどビビりながら歯医者へと向かった。
というより、抜歯の日程が決まった時からビビっていた。
昨日の夜なんてもう、遠足前日の夜の子どもたちが眠れない気持ちの真逆みたいな感情だった。
前にも左下の親知らずを抜いたのだが、正直、その時の抜いた後とかの記憶はほとんど残っていなかった。
ネットとかで見るような「抜いてから数日はお粥やうどんのような柔らかい食べ物しか食べられませんでした。」の記憶はさらさらない。
たぶん抜いた日から普通に飯食ってたと思う。
腫れることも一切なかったはず。
だが今回は、下の歯が特に自分でもわかるほど歯茎に埋もれていることもあり、ビビりにビビっていた。笑
「これ絶対歯茎切らな抜けんやつやんね。でも前回抜くこと決まった時に歯茎開くとかの説明なかったやんね。もしかして俺にはわからんけど切開せんでも行けるやつちゃうん。」
みたいなことを考えながらいざ歯医者へ。
歯医者にて口を開けて見せたら、まあ当然のごとく言われる。
「これは歯茎切開しないといけないですね〜。」
ですよねー!
僕もそう思ってましたー!
こうして大量の麻酔を打たれ、いざ抜歯へ。
上の歯はかなり綺麗に生えていたこともあり、ものの3分ほどで抜歯成功。
というよりもいつ抜けたのかさえわからず、歯科医さんの「上は抜けましたよー。」の一言で気づく。
「この感じなら案外二本抜きも楽勝じゃーん。」
とか思っていたが、本番はここからだった。
公立高校が第一志望なのに、私立高校の合格が決まって安心しきっているあの感じ?
僕はまさに油断しきっていた。
口の中に『ゔぉぉぉぉーーーーん』とか『がががががっ』みたいな音が響き渡る。
麻酔が効いているから全然痛くも痒くもないんだけど、顔に振動だけが伝わってくる。
「これよ!歯医者のこの感じが嫌いなんだよ!」
とか一人で思いながらぼーっと抜けるのを待つ。
僕は基本的にビビりなので、口の中にどんな道具が入っているのかは見ないようにしている。
だからどのタイミングで抜くのかとかもわからないし、今何が起きているかさえ分からない。
歯医者のあの水分を吸うやつをめちゃくちゃ使っているから、たぶん血が出ているんだろうなーとか色々考えながら、ただただ歯科医さんの
「抜けましたよー。」
の一言を待つ。
まだかまだかと待ちわびていた時に鈍い痛みが僕を襲う。
「痛みがあったらすぐに言ってくださいね。」
そう言われていたので、すぐに軟弱な僕はすぐに伝える。
そんなこんなで結局麻酔を二回追加。
僕が薬が効きにくい体質なのか、日頃アルコールを飲みすぎているせいなのか分からないが、死ぬほど麻酔打たれたぜ。
そしてなかなか抜くのに手こずってるもんだからこっちも色々考えてしまう。
『そもそも抜く前提なのに親知らずなんで生えるん。親知らずの良いことなんて、他の歯がダメになった時の代わりぐらいしか聞いたことないやんけ。生えたら困る人の方が圧倒的に多いやろうもん。』
みたいな親知らずへのただの悪口が湧き出てくる。
そこからはもう全然関係ない世の中の当たり前のことに対して疑問が湧いてくる。
『iPhoneのケースまでつけてから完成する感じなんなの。ええ商売しとるな。ガラケーのときはケースなんかなかったろうもん。俺はあのフォルムが好きやから絶対にケースなんかつけてたまるもんか。』
こんなどうでも良いことまで考えていた。
そうこうしているうちに、一時間半に及ぶ大規模口内工事が終わった。
これだけ大げさに書いたから今めちゃくちゃ痛いみたいに書いた方が良いかもしれないのだが、はっきり言って全然痛くない。
おそらく痛み止めの効果も切れてじわじわ痛みと思えるものもきているのだが、それでも全然痛くない。
口も普通に開く。
心配性な僕はお粥を買ったのに、たぶん口の左側でならある程度のものまで食えるからお粥は今回はお預けだ。
薬の副作用に食欲不振とか書いて合ったからちょっと痩せれるかもしれないと思っていたのにガンガン腹が減っている。
あらためて丈夫な体に産んでくれた親に感謝しようと思う(笑)
話は変わるが、この前の模試で3年生が五教科で約5600人中35位を叩き出してくれた。
しかも国数英の3教科に限れば3位だ。
そりゃ痛みも吹き飛びますわ。
その子にもさらに上を目指してもらいたいし、他の子達もその子に刺激されて頑張ってもらいたい。
福岡県公立高校入試まであと81日。
ここからが本当の勝負だ!
頑張れ受験生!
そして頑張るぞ俺!笑