2020年8月6日
  • 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

言い逃れのための嘘

僕の塾では、嘘をつくなというルールがある。

もちろん生徒たちは皆、いい子たちばかりなので僕を騙してやろうと思って嘘をつくような子は一人もいない。

 

だが、そんな彼らでも嘘をつくことはある。

彼らが学校行事も重なり忙しそうな時や、塾に悪い意味で慣れてきたときなんかは、特に気をつけなければならない。

どうしても楽したい一心で自分を庇うために嘘をつく。

 

わかりやすい例で言えば、宿題の答え合わせだ。

当たり前のことだと思うが、家で宿題をして、丸付けをして、そのやり直しをすることまでを宿題としている。

全て一発でできる子は少ないし、こちらも間違いそうな問題を宿題に出すこともあるので、意外と一度解いてからの、丸付け、やり直しが面倒だったりする。

子どもたちはそれがめんどくさいが故に、やり直しをサボるのだ。

平気で答えを見ずに、全てを丸にする。

 

これはせっかく丸付けの前まで頑張った勉強を、一瞬で無にしてしまうから本当にやめてほしい。

パクチーが嫌いな人にはわかるかもしれないが、せっかく頑張って仕上げた料理に、最後にパクチーを入れることで、全てをダメにしてしまうあの感じだ。

やり直しをテキトーにすることは、仕上がった料理の最後にパクチーを入れること並みによくないことなのだ。

まあ、やり直しをしないことの方が、パクチーを入れる以上にもったいないことだが。

 

そのやりなおしを子どもたちは簡単にサボる。

そしてテキトーに丸付けしたものを僕に簡単に見せてくる。

 

だが僕も疑わしいだけの時は一旦スルーする。

ここで怒って自白を迫ってもいいのだが、宿題チェックの時に本人が一番ドキドキしているだろうから、それで懲りてやめる可能性に期待する。

あとは十分な証拠集めのためもある。

 

これが何度か続いた時、僕は初めて怒りの鉄槌を食らわす。

十分な証拠をあげ、反論の余地のないように徹底的に叩く。

「もう絶対にしません。」

心のそこからそう思ってもらわねばならないからだ。

 

嘘をつきたくなる気持ち、ごまかしたくなる気持ちはわかるが、それが癖になってはいけない。

こちらも根気強く戦っていかねばならない。

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