• 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

僕の恥ずかしい話③

昨日、一昨日の続編となる。

まだ読んでいない人はそちらからどうぞ。

僕の恥ずかしい話①

僕の恥ずかしい話②

 

 

試合も残り10分。(たぶん)

ただただ我慢の時間帯が続く。

 

僕的に、大きいのを我慢している時、強めの波が二回は来ると考えている。

 

第一の波。

これはなかなか苦しいが、横腹をつねったり、腕に手の爪を食い込ませたりしてどうにか意識をそらすことにより、耐えることができる。

立ちの姿勢の時には、足をクロスさせることでお尻の穴がキュッと引き締まり、座りの姿勢よりも楽に耐えることができる。

名付けてレッグクロス。(そのまま)

 

問題は第二波だ。

これがかなりきつい。

というより、耐えるのは無理。

第二波の際には、僕の意思に反して、体が体内の不必要と判断した物質を意地でも外に押し出そうとする。

自分の体でありながら、その力に抗うことはできず、ジリジリと黄門様から出ようとして来るのだ。

そうなってからの僕にできることは、肛門の筋肉を使って食い止めることだけだ。

肛門括約筋が大便を食い止めるのに大活躍する。

 

 

 

肛門括約筋が大活躍。。。。。。

 

 

 

 

止められない第二波。

僕はこれを『セカンドウェーブ理論』と呼んでいる。

誰かに先をこされる前に、早急に論文にまとめねば。

 

しかし、この『セカンドウェーブ理論』が通用するのは、あくまで安静時においてだ。

それがサッカーの試合中ともなれば話は変わってくる。

残り10分の時点で僕を襲っていたのは第一の波だ。

 

「おお、それならまだ我慢できるじゃん!」

どこからともなくそういう声が聞こえてきそうだが、そんなやつにはパンケーキ上の大量の生クリームを口いっぱいに詰め込み、凄まじい勢いで往復ビンタをくらわした後にこう言ってやりたい。

 

 

 

 

 

 

「甘すぎだわ。」

ってね。

 

 

サッカーの試合中、僕は走る。

ボールも蹴る。

時にはジャンプだってするし、人とぶつかることだってある。

そんな状況で我慢ができるかぁ?

 

 

それでも僕は必死に耐えた。

今だから言えるが、その試合の時だけは、もう目の前の勝負の勝ち負けなんて超どうでもよくなっていた。

 

そしておそらく試合時間も残り5分をきった頃だろう。

僕はほぼほぼ勝利を確信していた。

もちろん試合ではない。

我慢の方だ。

まだ我慢の時間は続くものの、この残り時間ならいけるだろうと。

 

そんな時に訪れた試合の中での味方のピンチ。

僕はいつものごとく、必死に自陣へと戻る。

僕の元に転がってきた敵のパスミス。

味方のピンチだったので、思い切ってクリア(相手の攻撃から逃れるために、ボールを自陣のゴールから遠ざけること)。

 

その時だった。

今までチャンスをうかがい続けてきた点取り屋(ウンコ)がディフェンス(肛門括約筋)の一瞬の隙をついて裏(パンツ)へと飛びだす。

僕は実際の試合ではしっかりと相手の攻撃を防ぎきったものの、自分の体内での勝負では完全に負けた。

 

僕の中で今まで積み上げてきたものが、ガラガラと音を立てて崩れ落ちた。

本来の試合終了よりも、一足早い試合終了のホイッスル。

僕の頭の中でのみ、悲しく鳴り響いた。

 

 

15の夏。

盗んだバイクで走り出す男もいる中、僕は1人寂しく、静かにパンツを汚すのであった。

 

 

長々とくだらない話を呼んでいただきありがとうございます。

内容が下品すぎてごめんなさい。

実物はもっと上品な感じなので、どうか許してください。

 

 

最後は塾の先生らしく、それっぽいことを言って締めよう。

恥はお金を買ってでもかけ。

恥をかいた分だけ強くなれる(はず)。

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