僕は負けず嫌いなんだった。
忘れていたわけではないが、僕の意識の中で薄れていた。
思い出せ。
僕の塾は『(自称)日本一負けず嫌いな塾長による負けず嫌いのための負けず嫌いな塾』なんだった。
もちろんこの考えは常に頭にあるわけだけども、常に頭にあるだけだった。
常に意識しないと。
僕は(自称)日本一負けず嫌いな塾長だ。
そして僕の塾生はみんな負けず嫌いなんだ。
よし、頑張り直そう。