今日は急に寒くなった。
最近、寒くなったり暑くなったりで体が忙しい。
どっちかにしてくれよ。
高校2年生の時はやせ我慢して、12月の頭ぐらいまでずっと半袖だったけど、今そんな気力はない。
それでも塾の中は常に熱気に満ち溢れていて熱いので、しばらくは半袖で授業しよう。
おそらく年中半袖であろう小5の男の子とギリギリまで勝負をしたいと思う。
(これに関しては僕のプライドがかかっていないので、負けてオッケー)
ということで今日は、昨日より始まった大人気(?)連載シリーズ『俺の精神』の第2回目だ。
今日も甘ったれた考えの中高生たちをバシバシなぎ倒していくぞ。
(本物はもっと穏やかな口調です。今日も多少言葉が悪くなることがあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。)
〜俺の精神〜
第二回
タイトル:俺が勝つコツを教えよう。
俺は負けず嫌いだ。
もう一度言おう。
俺は負けず嫌いだ。
テストを来週に控えた熱き中学生たち以上に、俺は今日も燃えている。
大学時代の友人で、人にちょっかいを出すのが好きな男がいた。(以下、ちょっかい男)
ちょっかいを出しては、相手のリアクションを楽しむ。
なかなか悪趣味なやつだったぜ。(でも好き)
だが、なぜか俺にはちょっかいを出してこない。
手当たり次第、片っ端からちょっかいを出すような男なのだが、最初の方に関わった時には出されていたものの、それっきり全く俺には手を出してこなかった。
ある時、他の友達がちょっかい男に聞いた。
「なんで俊哉(俺の下の名前)にはちょっかいかけないの?」
と。
それに対するちょっかい男の答え。
「だって俊哉にしたら、その何倍以上にもなって返ってくるから(笑)」
あはははは。
あはははははは。
あーっはっはっはっはっは。
「やられたらやり返す、倍返しだ!」
のセリフはおなじみだが、俺的には、やられたら相手が反撃する気が失せるぐらいにまでやり返せって感じだ。
「あいつと戦うとしんどいから、やめておこう。。。」
こうなるともう俺の勝ちだ。
これと同じで、耐久戦も相手がギブというまですればいいだけの話だ。
まあそれが難しいのかもしれないが、とにかく相手がギブというまでやりつづけろ。
相手がもうやめたって言って手を止めるまで勉強を続けろ。
相手が20個単語を覚えてきたとしよう。
それならお前は次の日までに21個覚えろ。
俺はそんなお前を想定して23個覚える。
思い返せば俺が小学生だった時にこんなエピソードがある。
計算ドリル。
あれ、あるじゃん?
俺は仲がいい友達と競っていた。
どちらが先に計算ドリルを2周終わらせるか。
結果から言おう。
俺はその勝負に負けた。
「おいおい負けてんじゃねーか!」
「何が負けず嫌いだよ!」
「ザマァッ!!!」
パソコンの画面越しにそんな声がたくさん聞こえてきそうだ。
なんとでも言ってくれ。
俺が負けたのは事実なのだから。
小学生の俺は、それがとてつもなく悔しかった。
今思えば、この頃から負けず嫌いの才能が開花し始めていたのかもしれない。
だが俺はそれでくじけなかった。
「絶対にやり返す。」
そう心に決めたのだった。
そして数日後。
俺は友達に計算ドリルを突きつけてこう言う。
「3周終わらせてやったぜ。」
ただの自己満足だと言われるかもしれない。
だが僕はこれこそが重要だと思うのだ。
あの時の計算ドリル勝負はそれで幕を閉じたが、相手が4周やってきたら、俺は5周しただろう。
それで6周してこようものなら、7周すればいいだけだ。
勉強ができるやつは絶対に負けず嫌いだと思う。
「〇〇になら負けてもいいかなぁ〜」
甘ったれたこと言ってんじゃねぇよ!
とにかくライバル以上に勉強量を積め。
やられたら徹底的にやり返せ。
相手がギブって言うまでだ。
いいな?
ん?
俺?
そりゃ、たまにキツイ時はすんなり諦めるさ。はい、もうギブですってすぐ言う。
も、もちろんどんな時だって相手がギブって言うまでやり続けるさ。
勉強は持久戦。
同じ志望校を目指すライバルたちとの耐久レースに勝たなければならない。
くどいようだが、お前が本当に受かりたいなら、相手がギブって言うまで走り続けろ。
以上だ。