カースト制度。
インド発祥の言葉で、簡単に言えば階級制度だ。
ちなみにインドでは、まだこの名残がいたるところでみられる。
中でも列車なんかがいい例だろう。
日本だとグリーン車、指定席、自由席ぐらいであまり大きな違いはないが、インドだとこれが何個にも分かれる。
まずはエアコンの有無。
エアコンがあるかないかで分けるなんてはっきり言って意味わからんが、本当にそれで分かれている。
そしてエアコンがある車両の中でも1等、2等、3等と大きく分かれる。
1等は個室。
2等はちょっと広めの2段ベッド。
3等は狭めの3段ベッド。
そしてエアコンなしの場合だと3等と同じ車両でエアコンがついていない。
これが意外と僕の文面以上の差で、値段で言うと1等とエアコンなしでは10倍近く差がある。
たぶん、、、テキトーに言ってしまった。
普通の観光客だと1等とか2等、攻める感じだと3等またはエアコンなしに乗るみたいなので、僕は一回だけ2等、他はエアコンなし車両で移動した。
2等は、外国人観光客らしき人が多く、まあまあ清潔感のある感じ。
ベッドに確かカーテンがついてたような気がしたし、毛布とかもある。(綺麗かどうかは別として。)
でもこれがエアコンなし車両となると状況は一変する。
周りはほぼインド人だし、車両は不潔感満載だし、指定席のはずなのに自分の席で知らない人寝てるしでめちゃくちゃだ。(その場合は起こして喧嘩するか、そっと違う場所で寝るかの二択)
いいところは、とにかく安いことだけ。
まあそれでも寝相が悪くなくて、潔癖症じゃなくて、図太い性格だったら大丈夫だろう。
貴重品は腹に抱えて、家族連れの近くとかで寝れば。
毎朝起きてから貴重品の確認しないといけない感じが、どうも神経がすり減るので、僕はもう乗りたくないけど。笑
しかもこれはあくまで寝台列車の話。
寝台ではなく座席の列車の一番下のランクともなると、電車が駅についた途端に入り口前にラグビーのスクラム並みの、いやそれ以上の圧力で人が押し寄せる。
「いや、ちょっ、おまっ、そんな勢いで中に入らんでええやろ。。。」
みたいな感じ。
バーゲンの時のおb……みたいな感じだ。
とにかくカーストをめちゃくちゃ感じた瞬間だった。
そんな感じのカーストが小・中学生のクラスにもあるだろう。
たまに塾生が、
「いや、自分は隠キャなんで。。。」
みたいなことを言っているのを聞くし。
でもはっきり言おう。
中学生の時のカーストなんて関係ない。
中学生の時は、なぜか勉強を頑張りすぎてるとちょっと引かれる雰囲気があるが、絶対に勉強を頑張ってる方がかっこいいに決まってる。
今、クラスの中でうまくいっていないように感じる人は、そんなの気にせずに勉強だけ頑張れば大丈夫。
気にするなって言っても無理かもしれないが、、、、、気にするな!
たとえ君の中学時代が、暗黒の中学時代になろうとも、勉強を頑張っていればそんなカーストいつでも逆転できるから。
ということで本題よりも余談の方が長くなってしまったけど、これにて終了。
期末テストに向けて頑張ろう。