井上尚弥が勝った。
モンスターと呼ばれる男が、モンスターと呼ばれるにふさわしい称号を手にしたみたいだ。
試合前の会見での二人の言葉にはしびれたなぁ。
井上尚弥「プロに転向する前からずっと見てきた、憧れている選手のひとり。その選手と決勝で戦えることを誇りに思って、世代交代を成し遂げるだけ。」
ノニト・ドネア「数多くの実力がある選手と戦ったが、その中でもトップの選手。彼は世代交代と言っていたが、私は世代交代の前に立ちはだかる大きな壁になる。」
宣言通り、世代交代を果たした井上尚弥と、世代交代の前に立ちはだかる大きな壁となったノニト・ドネア。
格闘技も熱いなぁ。
痛いから絶対にしたくないけど。
井上尚弥のいいところはなんと言ってもその人柄だと思う。
オラついてる人が多いイメージのある格闘家の中でも、彼は謙虚で少年のような感じがする。(僕より年上のなのに少年とか言ってすみません。)
だからみんなから愛されているのだろう。
それに、そういう部分も結果に結びついているんだろうなぁ。
僕の生徒にも彼のようになってほしいなぁ。
机の上で、問題とばちばち殴り合う感じで。