専願入試の子の受験日がいよいよ近づいてきた。
その子達には、あと5回ほどしか授業もできない。
結局どこまで教えても本番の前日や本番当日には
「ああ、これを教えておけば、よかった。」
とか
「このメッセージを伝えておくべきだった。」
とか色々考えるんだと思う。
いつもそうだから。
受験が終わってからでも色々と伝えられることはあるんじゃないかと思われるかもしれないが、やっぱり今と受験が終わった後では違う。
高校受験を間近に控えた時期に、猛烈に頑張ってる時に伝えられる言葉の影響力ってのはとてつもなく大きいと思う。
きっと心への響き方が違うはずだ。
僕がそうだったように。
だからこそ僕は彼らへ、みんなの成績が少しでも上がるように、みんなのこれからが少しでもよくなるように、残された時間の中で残せるだけのものを残していきたい。
僕が後悔しないためにも。
そしてみんなのこの先の人生が少しでもよくなるためにも。