昨日、あんなふざけたウ◯コのブログ書いた後でなんだが、今日は真面目に書こう。
なんだかそんな気分だ。
今日の午前中、中3生が土曜授業ということでフリーだったので、その間にオンラインで教えている子の授業をした。
25日が試験で24日は移動。
僕も明日は予定があるので、今日が最後の授業だった。
そして明日、大橋の高校化学の、試験前最後の授業がある。
その2週間後には、今の中3の子たちとの最後の授業が待っている。
以前、最後の授業がどうのこうのって話になった時に、中3生から
「せんせー、最後の授業は寂しいですか?」
みたいなことを聞かれた。
でもそのあとにすかさず他の誰かが
「先生はまた次の年もあるから別に寂しくないんじゃない?」
みたいなことを言った。
その時も確か否定したと思うのだが、詳しくなんて言ったかは忘れた。
でもこれだけははっきり言わせてもらいたい。
子どもたちが過ごす受験期は、子どもたちにとって人生で一度きりだろう。
高校受験は一回だけだし、大学受験で浪人したとしても、それも踏まえて合格までの道のりは一度しか歩まない。
そんな人生でたった一度の受験に、僕らは関わらせてもらっているわけである。
その思い出が、受験生と一緒に過ごした時間が、毎年毎年同じものなんてことがあろうか?
そんなことは絶対にありえない。
それぞれの受験生を見ていると、1つのドラマを見ているような気がしてくる。
喜びがあり、悲しみがあり、怒りの感情が湧くことだってあるだろう。
努力がしっかりと成果に結びついた時、思わずにやけてしまうかもしれない。
逆にうまくいかなかった時は、悔しくて涙が出てくるかもしれない。
思うように成績が出ずに、周りにあたってしまうことだってあるかもしれない。
下手なドラマより、よっぽど見応えがある。
主役の子どもたちがいて、それを支えるお父さん・お母さんたちがいて。
1つとして同じものはないし、全てが感動的でドラマチック。
僕もそのドラマの中に、ちょっとだけ参加させてもらっている。
改めて、塾の先生っていい仕事だなぁ。
受験のドラマもいよいよ最終回。
大詰めだ。
きっちり締めて、最高のものにしよう。