ギブandギブ理論。
普通はギブandテイクがよく言われるやつなのだが、今日はうちの塾生にはギブandギブ理論を推したい。
これ、簡単に言えば、テイクを期待せずにギブし続けろということだ。
人間、テイクを期待している人の行動というのはどうしてもなんとなく気づいてしまうものだ。
そしてこの人は見返りを求めてやっているんだなというのに気づいた瞬間、すごく何もしてあげたくなくなる。
例えばふとした時に、
「これ手伝ってくれない?」
と言ったとしよう。
その時に、
「いいですよー!」
と言って笑顔で手伝ってくれる子と、
「それ手伝ったら何かくれるんですか?」
みたいなことを言う子がいたとしよう。
これは確かに極端な例だが、後者に近い行動をとった心当たりがある人はいるだろう。
僕が手伝ってもらう側だったら、どう考えても後者のような態度をとるような奴には何もしてやりたくないと思う。
もともとあとでジュースあげようかなとか思ってたとしても、あげるのをやめてしまうかもしれん。
そんなレベルだ。
でも前者のように笑顔で手伝ってくれたらこちらとしても気持ちがいいので、お礼に何かしないとという気持ちになる。
どう考えてもギブandギブ精神の方が得なのだ。
僕はもちろん授業の対価としてお金はいただく。
僕が生きていくために、僕の生活を充実させるためにそれは当たり前のことだ。
ただそれでもいつももらったお金以上の価値は提供せねばと思っている。
これもギブandギブ精神から来ている。
勉強以外でも、子どもたちが授業中に浮かない顔してたら帰る時には元気になってもらおうとか、将来辛い思いをした時に何か1つでも思い出してくれるような話ができればとか、そんなことを考えながら接している。
とにかく与えようって。
だから子どもたちにもギブandギブの精神で生きて欲しい。
でも本当のこと言うと、子どもたちが大きくなってバリバリ仕事しだしたら、お酒でも飲みながらその世界の面白さを話に来て欲しいなぁ。笑