保護者の方にいただいたクロノマスク(黒マスク)を授業中に着けて
「今度の広告はこれで出ようかな」
って言ったら中1の子達に全力で反対されました、墨です。
「先生、生徒集める気あるんですか?」
と冷たい視線を浴びせられかねないので、度を超えたおふざけは、宣言せずにやりたいと思います。控えようと思います。
『朝の3カツ運動』の参加者が減るどころか、増える方向に動いている。
ほぼほぼ固定メンバーが参加しているので、そんなに人数に変化はないんだけど、少しずつ少しずつ、他の子達も参加しはじめている。
いい傾向だ。
参加してみて、思ったより人が多いとやっぱり焦るよね。
僕は、場の雰囲気というのはかなり重要だと思っている。
高校時代を振り返ろう。
僕らの学校は9月の頭に運動会があるので、ザ・受験ムードになるのはその運動会が終わってからだ。
やる人はその前からずっとコツコツやってるので、全体の雰囲気が受験って感じになるのがそれからということ。
でもその受験ムードになると本当に恐ろしいぐらいに空気が張り詰める。
授業と授業の合間の10分休みも各々が前の授業の復習をしたり、隙間時間で暗記物をしたりと、ずっと勉強している。
昼休みになってもその状態は変わらず、教室内で迂闊に物音を立てることができない。
まあ、物音立てたところで誰も振り向かないのだけど。
一人一人が孤独に戦うことで、全体として受験に立ち向かっていく雰囲気が作り上げられていた。
受験は団体戦なんていうが、個々で戦う意志がないものばかり集まっても当然だが戦う集団にはならない。
各々が戦う意思を見せることで戦う集団が出来上がっていた。
でもこれも周りの環境次第では、大きく変わってくるだろう。
自分1人が受験モードに入っていたとする。
それでも、周りが全くそんな感じじゃなかったらどうだろうか?
すごく意思が強い子は頑張れるかもしれない。
でもそんな子はどこにいたって頑張れるわけで、そもそも周りの雰囲気とか関係ないんだよ。
なかなかそういう子はいないしね。
大半の子は周りの頑張らない雰囲気に流されて、頑張れていたかもしれない子だって頑張らなくなってしまうだろう。
だからこそ僕は、みんなが頑張る環境に身を置くことが大事だと思っている。
そういう意味でも、志望校が決まっていない子には、できるだけ偏差値が高い高校を推している。
偏差値が高くなれば、頑張れる子の割合が高まるからだ。
多くの子が、高校受験時に戦うモードに入っているだろう。
頑張るってことがどういうことかを身をもって感じているだろう。
そんな子達は、戦うことがどういうことかを知っているから、いざ戦わなければならない場面に出くわした時に、本気になることができる。
そういう子が周りにいる環境はすごくいいよね。
だから僕も、塾を戦う子たちが集う場にしたい。
一生懸命頑張るってこういうことなんだよ、戦うってこういうことなんだよ。
それぞれが孤独に戦いながらも、全体で高め合うような場づくりを心がけよう。