明後日から学年によっては学校が再開する。
子どもたちはどんな気持ちだろうか。
特に1年生となる子達。
新しい環境に何を思うだろう。
そこで僕の1年生の時の入学式を振り返ってみた。
・小学校1年生
特に覚えてない。
たぶんランドセル重いなぁとか考えてたんじゃなかろうか。
あの時は友達100人できると思ってたんやろなぁ。
・中学校1年生
特に覚えてない。
姉の同級生のお下がり制服だったから、制服でかいなぁとか思ってたんじゃないかなぁ。
確か僕らの代から学校カバンが変わったんだけど、僕は姉のお下がりカバンだったから、必死に同じお下がりカバン族を探していた気がする。
でも結局前のカバンの方がかっこいいってことで、みんな卒業した先輩からもらうとか何かしらの方法でゲットしてたんだよなぁ。
俺は運がよかった。
・高校1年生
人見知りが激しい僕は前の席の男からの自己紹介を華麗に無視した(らしい)。
僕自身は全然覚えてないんだけど、後々仲良くなった友達が隣にいて、その友達から事あるごとにその話を聞かされた。
「めっちゃ態度でかい隣の声低い奴が、〇〇(前の席の子)の自己紹介を普通にシカトするけん、俺1人で爆笑しそうになったわwww」
いや、お前全然笑ってなかったやんけ。
・大学1年生
入学式はほとんど寝てたから覚えてない。
終わった後の学部学科ごとのオリエンテーションで、僕らの代はあまりにも女子が多すぎる奇跡の世代だと聞かされる。
期待に胸を膨らませる。
「なんと、180人中、、、、、7人!」
僕の胸は一気にしぼんだ。
おしゃれをして大学へ。
講義が終わった後は学内のカフェとかに行くのかなぁ。
男女で勉強なんか教えあったりしちゃって。
大学4年にでもなれば、賑やかなゼミでもやっちゃうのかな。
ゼミ旅行とか楽しいかな。
そんな僕が抱いていた素晴らしき大学生活のイメージが、音を立てて崩れていった。
講義が終わったらカフェだと!?
カフェじゃなくて友達の家で、コーヒーではなく酒を飲む。
おしゃれのおの字もない時間を過ごした。
男女で勉強を教え合う??
むさい男たちと図書館で黙々と勉強だ。
和気藹々としたゼミなんてあろうものか。
教授と先輩に詰められるだけの研究室じゃないか。
今年は忙しいから研究室旅行もなしと告げられた時には、もはや驚きもしない耐性がついていた。
まあそれも悪くなかったんだけどね。
そんなこんなで僕の1年生の思い出編は終了だ。
皆の未来は明るい!