• 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

点と点が、、、

さっきのブログで、まだまだ点が上がるからってことを書いたら、なんでそう言えるのかまで書きたくなってしまった。

 

ブロガー的には、このネタを明日までためておいて、明日のネタにしたらいいんだろうけど、そんなことしたら明日までに忘れる自信しかないので、今から書こうと思う。

鉄は熱いうちに打てって言うしね。

 

そもそも俺はブロガーでもなかった。

 

さて本題に入ろうかしら。

 

点数は一次関数的には上がらないのは、ある程度勉強したことがある人ならご存知のことだろう。

僕的には二次関数的でも指数関数的でもない。

 

あえて関数で表現するならデルタ関数。。。

って言ってもちょっとマニアックなので、、、

横ばいの状態から、急に値が飛ぶ感じだ。

 

横ばいできて、横ばいできて、ある時、急に上がる。

その勢い、垂直と言っていいほどだろう。

それを繰り返しながら、上がるイメージだ。

階段状とでも言おうか。

 

これまで勉強して身につけた知識がある瞬間に、急に繋がる時がくるんだよね。

 

点と点が急に繋がるんだよ。

 

(ジョブズかよ!)

 

 

いっそジョブズの言葉を借りるなら、点と点の繋がりは予測できないわけで、その時々を一生懸命頑張ったら、初めて点の繋がりに気付くんだと思う。

 

 

 

 

僕も似たような経験がある。

これは僕が高3の時の話だ。

 

僕は物理ばかりする工学部に進むことを決意していたにも関わらず、高校時代、実は物理が苦手だった。

苦手というか、食わず嫌いと言ったほうがいいのだろうか。

全く物理の勉強なんてしていなかった。

 

高3の9月の校内実力テストで12点ぐらいを取ったのはいまだに忘れられない。

世界史や古文でその点数だったらなんてことなかったのだが、理系の生徒として、流石に焦った。

これ、大丈夫か、、、っていう感じ。

 

味噌汁の味噌並みに重要な物理の運動方程式でさえ、僕はそれが何者なのかを理解していなかったぐらいだ。

例えるなら、バッターボックスにバットさえ持たずに立っていた感じだろう。

飛んでくる硬球を僕は素手で打ち返そうとしていたのだ。

 

そんな僕だったんだけど、なんとか人並みには物理ができるぐらいになって、センター試験(当時)は満点だった。

これは相変わらずただの自慢だ。

許して欲しい。

 

それでも、当時のセンター試験というのは物理の全範囲が出題範囲ではなかったのだ。

簡単にいうと、センター試験と二次試験の範囲が異なっていたのだ。

 

なぜこんなことを話すか?

何を隠そう、当時の僕は二次試験の勉強なんて全然追いついていなかった。

 

そんな僕がもっとも苦労した単元が、物理の最頻出単元である単振動だった。

 

これ、ある程度はできたんだけど、ある程度を越えるとできなかったんだよ。

でも、僕は本番ギリギリまで勉強したわけ。

だって出たら怖いから。

 

それから何日も経って、二次試験の二日前ぐらいだったかな。

急に何かが舞い降りてきたかのように、全てが繋がったわけ。

「ああ、できるできるできる〜〜〜〜〜」

本当にこんな感じ。笑

 

あの時は物理の神様でも降って来たのかと思ったけど、今思えば、あれこそが点と点こそが繋がる感覚だったんだと思う。

自分でいうのもなんだけど、諦めずに最後まで粘ったからこそ、繋がったんじゃないかな。

 

 

 

 

今、必死に勉強しているのに点数が上がらないともがいている受験生。

君の勉強はたくさんの点を作っているに違いない。

今は、その点が繋がっていないだけだ。

 

じゃあ、いつ繋がるのか?

それは僕にもわからない。

きっと君にもわからないと思う。

 

でも、諦めずに点はきっと繋がると、点数はきっと上がると信じて勉強できた人だけが、その繋がりを実感することができるんじゃないかな。

 

諦めずに勉強すれば、きっとそういう瞬間が訪れるので、一生懸命頑張って欲しい。

頑張れ!!

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