3月とか4月以降のことを考えていると、今、毎日塾に来ている受験生たちが来なくなることを考えてしまい、なんだか複雑な気持ちになっている。
これは開塾当初から変わらないことだけど、塾を作っているのは間違いなく人だ。
それは先生側のことでもあり、生徒側のことでもある。
受験に向かってひた走る熱意に満ちた子達がいて、初めて塾が完成する。
今の子達の受験が終わると、また塾を温めなおすところから始めないといけないなぁ。
まあでも、子ども達の心に火がつくまで、根気強く戦っていくしかないなぁ。
うちでは「定期テストで480点取りました!」みたいなことを大々的に広告として流してはいないけど、もちろんバリバリいい点数を取ってくる子はいる。
今回もすでに100点だって出てる。
でもあれって、最初から点数いい子が入ってきたらいくらでもできるし、全員が同じように超高得点ならいいけど、点数が良い一部の子だけを切り取って取り上げるのも。。。
たまに塾の広告とかで
「〇〇中中2Aくん 数学87点 〇〇中中2Aくん 社会91点 〇〇中中2Aくん 理科93点、、、」
みたいなのを目にするけど、この水増しはどうなの、、、、っていう。
うちには、ちょっと見ただけで覚えてしまったり、暗算だけで一瞬で答えまで辿り着いてしまうような超がつく天才はいない。
点数が良い子は点数が良い子なりの日々の努力がある。
かといって、点数がふるわない子達が頑張っていないわけでもない。
何度もいうが、勉強に才能は関係あると思っている。
才能は絶対にある。
でも、だからって才能がないなら諦めようねってことじゃない。
その才能の壁に少しでも抗おうと頑張るから楽しいんじゃないの?
成績が良いのに、今の成績で満足して自分のレベルより高い問題に挑戦しない子よりは、どんなに成績がよくなくても、自分の才能に抗おうと必死に努力する人の方がカッコいい。
後者の方が僕は大好きだ。
大抵、子ども達が自分に対して決めている限界は、本当の限界じゃないことがほとんどだ。
その壁を取っ払って、どこまでも挑戦できるような心を育みたいなぁ。
一生懸命頑張る生徒に、一生懸命指導にあたる先生がいる。
そんな熱意で満ち溢れた塾にしよう。
みんなが受験っていう目標に向かって突き進む塾にしよう。
必死に才能の壁に抗い続ける塾にしよう。
子ども達の可能性を最大限引き伸ばしてあげられる塾にしよう。
ということで、今日も土曜授業が終わった後に子ども達がやってくるので、頑張りまーす。
ちなみに塾は9時から開いているので、模試前に勉強したいという子はカモーン。