俺は受験プランナーのスミス。
香椎地域の高校生のみんな、こんにちは。
今日は君たちに武器を携えてほしい。
そんな話を用意した。
大学受験を勝ち抜くために、得意科目があるとめちゃくちゃ有利になる。
今日はなぜそう考えるかを、懇切丁寧に解説しようと思う。
ある理系学生がこういう相談をしてきた。
「僕、国語が苦手なんですよね。。。それで、どうにかしたくて。」
ちょっと待て。
本当にどうにかする必要があるのだろうか?
理系の二次試験で国語を必要とするところなんてのは、東大や京大のような超難関国公立ぐらいだ。
福岡にある九州大学でも、理系の二次試験に国語は必要ない。
私立理系志望なら、そもそも必要ないのでは???
国公立志望だとしても、国語の割合はどれだけなのだ????
それなら数学や理科に時間をかけたほうがいいのでは?
それらの科目でマシな点数が取れているのか?
同じようなに数学ができなくて悩んでいる文系学生もいるのではないだろうか。
戦い方の重要性を理解してもらえただろうか。
高校受験においては「得意科目をつくる」ことよりも「苦手科目の克服」に目がいきがちだ。
どうしてもバランスを求めてしまう。
その名残でなのか、大学受験においても苦手科目に時間をかけすぎてしまう子をよく見る。
だが苦手科目をなくすことが志望校合格へ繋がるのだろうか?
よく考えてほしい。
高校受験(福岡の公立受験)は5教科が各60点、計300点満点で合否が決まる。
そして合格のためのボーダーも6割〜8割5分ぐらいに設定されている高校が多い。
比較的ボーダーが高いため、苦手科目があると大きく足を引っ張ってしまう。
ある程度のレベルになってくると、点数をどれだけ稼ぐかというよりは、点数をいかに落とさないかの戦いになってくるのだ。
得意教科があっても、そう大きなアドバンテージは得られず、逆に苦手教科があると大きなハンディを背負うことになってしまう。
これが公立高校受験。
それに対して大学受験はどうだ?
一般的に国公立大学の二次試験のボーダーは6割と言われている。
そもそもそれ知ってる?
それに教科数も少ないのだよ。
1つ苦手教科があったとしても、4割ぐらい取れれば、得意教科で8割取ることでカバーできるのだ。
ボーダーが低いだけに、得意教科で点をかせげると有利にはたらく。
苦手教科があることに対するハンディよりも、圧倒的に得意教科のアドバンテージの方が大きいのだ。
ボーダーが6割ならば、たとえ苦手科目が4割ぐらいの点数しか取れなかったとしても、得意科目で8割取れば問題ないのだ。
高校受験はボーダーの点数が高いので、そうはいかないかもしれない。
だが、大学受験は違う。
得意科目があればなんとかなるのだ。
今、得意科目がないのなら作ればいい。
得意科目の一点突破で、大学受験をブチ抜け!
健闘を祈る。