いつも家を出た後に、家の中に鍵を取りに帰ってしまう。
外に出ないと鍵を忘れていることに気がつけない僕は、果たして馬鹿なのだろうか。
こういう話をすると、決めた場所に置くようにしたらどうですか?みたいな意見をもらう。
僕としてもそうしたい気持ちは山々なのだが、僕ぐらいのレベルになると、決められた場所に置くことがハードモードなのである。
そしてもちろん決められた場所にない鍵をいつも通り忘れるという。
僕はいつも生徒たちに言っている。
「失敗から学べ」と。
「同じ失敗を繰り返すな。
間違えた問題を単なるケアレスミスで済ますな。」と。
生徒たちにそこまで言っている僕だ。
もちろん失敗から学んだ。
失敗から学ぶ前の僕はこうだった。
①家の中のテキトーな場所に鍵を置く
②鍵を持たずに玄関の外に出る
③鍵を閉めようとした時に鍵を持っていないことに気づく
④取りに戻る
⑤探す
⑥見つける
⑥再び外へ
これがアップデートされた僕だとこうなる。
①家の中のテキトーな場所に鍵を置く
②鍵を持たずに玄関の外に出る
③鍵を閉めようとした時に鍵を持っていないことに気づく
④取りに戻る
⑤探……さない!!!でいつも置く場所を学んだ
⑥再び外へ
わっはっは。
わーっはっはっはっはっは。
僕は学んでしまったのだよ。
僕という人間の習性を。
やはり僕は天才かもしれない。
どうやら僕が家に帰ってきてから鍵を置く場所というのは2箇所ぐらいに限られているらしい。
だから忘れたと気づいた瞬間に、その場所まで一目散に取りに戻るのだ。
これで僕は、鍵を探す時間を短縮することに成功した。
いいかい子ども達よ。
これが失敗から学ぶということなんだ。
失敗から学び、その反省を次の行動に活かす。
勉強もね、これの繰り返しなんだよ。
だからノートが真っ赤になってもいい。
いや、その場合は、そもそも取りかかる問題のレベルを間違っているような。。。。笑
まあとにかく、間違えた後、失敗した後が大事なのだ。
僕は今回、部屋に取りに帰って鍵を探すという時間を短縮することに成功した。
ほぼ毎日行われる、鍵を探すという無駄な時間の短縮にだ。
だから君たちも日々の失敗から学びなさい。
それができれば、失敗も意味あるものになるのだから。
ということで今日のまとめだ。
そもそも鍵持っていくの忘れるな。
というかいつも同じ場所に置け。
それでは今日はこれにて終了としよう。
またねん。