俺は受験プランナーのスミス。
香椎地域の高校生のみんな、こんにちは。
今日は主にこの春に高校生になったばかりの高1生に向けた数学の記事だ。
数学の基本となる場合分けについて、超テキトーかつ大雑把に解説してやろう。
「ああ、なんか数学って文字を見るだけで蕁麻疹が出てくる」
そういう子は是非とも目を通してほしい。
いきなりだが、俺から問題を出そう。
「xについての方程式ax=b(a,bは定数)の解を求めよ。」
「へへへ、こんなの簡単っすよ。x=b/aでしょ?」
そう考えた子は俺の仕掛けたイージーすぎる罠にまんまと引っかかってしまっているので、頭を丸刈りにして全力で反省してほしい。
できたかい?
この時代にこんなモラハラ発言は俺の立場が危ぶまれるが、ま、まあいいだろう。
※実際には問題が解けなかったからと言って坊主にさせられることは絶対にありません。
過去にいきなり坊主にしてくる子もいましたが、全て自主的に坊主にしています。
それではこの問題の正しい答えがどうなるかというと、、、、
ええい、面倒だ。
いい感じにネット検索したら答えは出てくるだろうから、気になる人は自分で調べてほしい。
割り算において、タブー的なものがある。
それは「0で割る」ということ。
この問題において「両辺をaで割れば、x=b/aのじゃん。」って思ったかもしれないが、それこそがまさに数学割り算界のタブーを犯すかもしれない可能性を秘めているのだ。
だから正しくは①a=0の時と、②a≠0の時とで、分けて考えてあげなければならない。
それが場合わけというものなのだよ。
中学生から高校生に上がったばかりの子だと、答えにたどり着くためには正解の一本道を探すべきなのだと考えてしまうことが多い。
だから早いうちに、場合わけの概念を身に付けよう。
俺のイメージは、複雑な事柄を、できるだけシンプルに、かつ全てのパターンを網羅するように分類することが場合わけだ。
(最初の問題で言えば、aを0の時と0じゃない数の時とで分けることで、全ての実数をどちらかに分類することが可能になる。)
意気込んで書き始めたブログだったが、生徒対応を優先させたいので、今回はこの低クオリティなブログで終わらせようと思う。
気が向いたら「xについての不等式ax>b(a, bは定数)を解け。」もやってみるのだ。(こっちの方が場合わけが複雑)
じゃあ、バイバーイ。