①約束
たまに「守れない約束ならするな!」というが、僕はそこじゃないと思っている。
「約束したなら守れ!」の方が正しいんじゃないかな。
約束を破るということは、自分の信用貯金を削って、そこから支払いをするということだ。
そしてその信用貯金を失うと、少しずつ評価が下がっていく。
「絶対に約束は守ってくれる」
↓
「前に守ってくれなかったから、もしかしたら今回も、、、」
↓
「肝心な時に裏切られても困るから、任せるのはやめよう」
↓
「そんなに期待していない」
↓
「そもそも信用できないからやめておこう」
こんな感じで、信用財産を失っていく。
だから、守れない約束ならするなとも思うのだが、自分が大事にしている人との約束だったら、何がなんでも守るのだ。
何がなんでも守るのだ。
「守れない約束ならするな」ではなく「約束したなら守れ」でいきていくのだ。
②点数を上げるには量だ
これは点数があまり良くない子向けの話だ。
過去にも書いたことがあると思うのだが、テスト前なので改めてのっけておこう。
点数を上げるのに、質か量かと問われれば、まずは量だと思っている。
目的地に向かって進む時のことを考えよう。
その際に進んだ距離を矢印で表すとする。
質ってのが矢印の向きで、量が矢印の長さだ。
成績が良くない子は、この矢印の向きばかり気にして、一向に進もうとしない。
ぶっちゃけ、ちょっと矢印の向きが目的地に対して斜めに向いていようと、一生懸命進めば目的地には近づいているのだ。
やればやるほど馬鹿になる勉強の方が少ないので、目的地に対して反対向きに進む方が難しいからね。
だから、まずは目的地に対して矢印の向きが少しずれているとしても、とにかく長い矢印で前に進んで欲しい。
斜めに進んでいるときは、僕らが調整するんだから。
一番良くないのは、向きばかり気にしちゃう子。
三平方の定理を思い出して欲しい。
今回は3:4;5の直角三角形なんで。
方向ばかり気にして目的地に向かって3しか進めない子よりも、多少方向がずれていたとしても斜めに10進む子は、目的地に向かって6進むことができるわけよ。
(どうか伝われ。)
その子が、僕らに方向を修正してもらって目的地に向かってまっすぐ進めるようになれば、そのまま10進めるようになるわけだからね。
3の子はいつまでたっても3。
まずは量をつむべし。
ということで、今日はこれにて終了。