テスト期間なので、何度も言わせてもらおう。
これを見ているテスト前の中学生たちは、こころして読め。
いや、ちょっと待った。
こんなの読んでないで勉強しろ!笑
時間を無駄にするな!
勉強するのだ!
とはいえ、せっかく開いたのだから、最後まで読むといい。
この文章を読んでいる中学生の君は、今この文章を読んでいるということは、そもそも閉じる気がなかったのだから。
だから最後まで読むのだ!
読め!
ヨメ!
よめ!
yome!
テスト勉強の目的はなんだ?
テスト前に勉強している姿を親に見せつけることで、怒られないようにすることか?
そんな目的で勉強しているようなら、勉強なんてやめてしまえ。
いやいや解かれる問題集がかわいそうだ。
問題集に謝れ!!
これは言い過ぎだな。
まあどっちにしても無駄な時間を過ごすことになるだけなので、それなら怒られてでももっと楽しいことをした方がいい。
テスト勉強をする目的は、言うまでもなく「テストでいい点数を取ること」だと思うのだ。
ワークを2周、3周とすることが目的になってはいけないし、単語を5回ずつ書くことが目的になってはいけない。
これはみんな頭でわかっていると思うのだが、本当に実践できているだろうか?
「君が過ごした今の1時間で、テストの点数は1点でも上がったかい?」
休憩のたびに自問自答して欲しい。
この質問に対して、胸張ってイエスと答えられないのならば、何かが間違っている。
君は無駄な1時間を過ごしたと言うことになるのだ。
ワークを2周、3周とする子でも、そこにはっきりとした目的がなければ、それは意味のない時間だと言える。
「いつもp.20の大問1(3)で間違えるんですよね。2周目も3周目も。」
こんなことを言う生徒がもしいるとしたとしよう。
一切オブラートに包まずに、汚い言葉を吐かせてもらえるのであれば、俺はドスのきいた低い声で、こう言いたい。
「お前、バカなのか?」
2周目も3周目も同じ問題で何度も間違っていたら、なんのために2周も3周もしているのかがわからない。
2周、3周とワークを解くことが目的なのか?
違うだろ?
テストで点数を取ることなのだろ?
僕は模試の際にいつもこう言っている。
「模試で間違えた問題というのは、みんながこのまま入試本番を迎えたとしたら、間違ってしまっていた問題なんだよ。だから、模試の失点っていうのは、事前にみんなが間違うところを教えてくれてるの。『このまま入試受けたら、ここ間違えるよ』って。じゃあみんなならどうする?考えてやり直ししようね。」
テスト勉強も同じことが言えるだろう。
ワークで間違えた問題をそのままにしておけば、テスト本番でも間違えるのだ。
ワークのミスというのは、それを事前に教えてくれている。
2周、3周しても同じところで間違っていたら、本番でも間違えるよね。
やり直すというのは、赤で正しい答えを書くことではない。
次に解く時に間違えないようにすることだ。
間違えるたびに、正しい答えを頭の中に叩き込め!
では、今日もがんばりませう。