今週は中学生の期末テストウィークだ。
早い子はもう来ている。
終わってからの即座に切り替える姿勢、いいね!
ナイスだぜ。
今日は小話をいつくか。
①ペペロンチーノ
このペペロンチーノがうますぎる。
料理に詳しくないので、もはやどこが邪道なのかは分からないが、至高なのは間違いない。
昨日の夜も今日の昼もこれを食った。
悲しい出来事が多く、全てを手放しでは喜べないこのコロナ期間だが、唯一喜ぶべきは、多少のニンニクなら食っても大丈夫ということではないだろうか。
ニンニク万歳。
マスク万歳。
手軽にできるので皆さんもよかったらどうぞ。
この料理研究家リュウジのつまみはどれもうますぎるので、僕のお気に入りだ。
(特にレンジのやつ。)
オヌヌメ。
②「これ、下がってません?」
先日、中3生からこんな質問があった。
「このグラフ、ちょっと下がってると思うんですけど、答えは『ほぼ一定である』になってるんですよね。少し下がっているじゃダメなんですか?」
この問題の背景を話すと、中3の理科、物理分野の問題だ。
その中でも等速直線運動に関する問題である。
等速直線運動というのは、その名の通り「等しい速度で直線的に進む運動」のことである。
等速直線運動をする台車の後ろに紙テープをつけて、その紙テープに対して一定の速度で点をプロットしていく。
だから理論上、紙テープには等間隔の点が刻まれることになるのだ。
その点5個分ずつで切り取った時、紙の長さは同じになる。
それを何本か横並びに並べてみました、さあその図はどんな形をしていますか?
→ほぼ一定。
それがこの問題の意図するところだった。
ところが、その子が下がってません?というのにも理由がある。
この世には空気抵抗や摩擦というものが存在する。
ということで、等速直線運動をしているように見える台車でも、微妙に減速してしまうのだ。
だから僕はこう言った。
「確かにこれは摩擦や空気抵抗のせいで少しずつ速度が減少するから、右肩下がりになっているね。下がっているっていう気持ちもわかる。だけどね、これ、等速直線運動に関する問題なの。だからね、ここでは『ほぼ一定である』って答えるのが正解なの。出題者の意図を汲み取るところまでがテストだから。」
出題者の意図を汲み取るところまでがテストなのだ。
何が聞きたいかをよーく読み取って欲しい。
疑問を持つことも重要だけどね!
ああ、いい質問対応だったなぁ。笑