今日はある家庭で起きた、親子のやりとりについて書きたいと思う。
全て実話だ。
まず始めに、簡単な紹介をしよう。
子どもは当時高校1年生。
進学校と呼ばれている(呼んでいる?)高校へ通っていた。
子どもの意向だったか、親の意向だったかは忘れたが、高1の途中から塾へ通い始めた。
そんな子ども(以下:子)と、その母親(以下:母)の会話を紹介しよう。
母「そんなに勉強しないなら、塾代がもったいないから塾やめなさい!」
子「いや、辞めない。頑張るから。。。」
この光景ってよくある家ではよくあると思うんだけど、これも時間が経つとこうなる。
母「そんなに勉強しないなら、塾代がもったいないから塾やめなさい!」
子「塾行っても成績上がらないから、塾辞める。」
母「、、、、じゃあやめなさい。そのかわり、自分で勉強しなさいよ。」
子「わかってるって。自分でするって。」
僕は塾やってるわけだけど、自分で何から何まで計画立てて、自分で考えて自分で勉強できるなら、塾に行く必要はないと思っている。
自分で頑張ってね、で済む話なので。
でもこの子のように、全然家で勉強していない子が、塾を辞めて勉強を始めるようになるとは思わない。
結局この子はそれ以降も全然勉強せずに、自堕落な勉強生活を送ることになったわけだけど。
(マイブラザーの話)
これと似たような話で「塾に行く時間がもったいないから家で勉強します。」というのもある。
一見、理にかなっているのだけど、本当に?と言いたくなるような子達のほうが比較的多い。
君の日々の行動を見ていて、塾の行き帰りの時間を惜しんで勉強しているようには見えないんだけど。
往復の30分を削る前に、もっと削るべき時間があるんじゃないの?
そもそも家で全然勉強しないから、という理由で塾に入ったんじゃなかったっけ?
色々とツッコミどころが多い子には、こう言いたくなる気持ちをグッと堪えて「オーケー!家で頑張って!」と言っている。
僕が言って聞かせるより、一回失敗した後の方が効果的だから。
「ほら失敗したろ?」って思われたくなくて、ムキになって勉強してくれてもいいけど。
(もちろん本当に塾に行く時間をもったいないと思って、家で勉強することを選ぶ子もいます。)
でも僕もそうだったんだけど、勉強に集中できる場所を見つけて、オンとオフをしっかりと切り替えている子もいる。
我が家は、家に帰れば父が酒を飲みながら大音量でテレビを見て、それを見つけた母が注意したら喧嘩になって、、、、みたいな感じだったから、外に勉強の場があることはありがたかった。
集中が切れてふと我に返った時に、酒を飲みながらテレビを見ている部屋とうっすいドア一つで仕切られた勉強部屋に、一音一音がはっきりと聞き取れるレベルで聞こえてくるテレビの音、、、って感じだったので。
まあ、そのおかげで騒音の中でも集中できる力を身につけたのかもしれない。笑
集中が切れて、周りの音が聞こえてくるようになった時に初めて、自分が集中して勉強していたことに気づいていた。
話題が逸れまくって何を書きたいのか忘れてしまったけど、下手な脅しはある程度の年齢の子には効かないので、やめたほうがいいと思うという話で締めていいのだろうか。
いや、家で勉強できない子は、割り切って家で勉強するなという話だったっけ?
もうどうでもよくなってしまった。
はい、ということで今日は終わりです。