何を言うかってのももちろん重要なことだとは思うけれど、それと同じかそれ以上に、誰が言うのかってことは大事だと思っている。
例えば化粧品を売るとしよう。
誰に売るかにもよるけど、今回は対象を高校生にしよう。
最近の高校生は遊びに行くなら化粧をすることがスタンダードになりつつあるらしいからね。
むしろ中学生とかでもする子はするのかな?
「高校生でも遊びに行くなら化粧ぐらいしますよ。」
冷たい視線を浴びせられながら、言われたことを僕は今も忘れない。。。。
「友達の誕生日プレゼントにデパコスをあげます」なんてことを聞いた時は、驚きを隠せなかったぜい。
そんな時代なのかよと。
塾終わりの格好で行くと店員さんに相手にされないらしいから、わざわざトイレで着替えて化粧までして買いに行くなんて話も聞いたことがある。
そこまでしなくても、、、と思ったが、人には人の事情があるのだろう。
なんてことはどうでも良くて、話を戻そう。
高校生たちに化粧品を売るとなった時に、僕が「この化粧品、すごくお肌にいいんですよ〜。これであなたもクラス会では注目の的になること間違いなし。よっ、クラスのアイドル!」みたいなことを言っても、まず売れないだろう。
それに対して、中高生のカリスマモデルみたいな子が「この化粧品すごくいいんです。」なんてことを言えば、そのモデルの子に近づけるかもしれないと考え、買う子がたくさん出てくるだろう。
ちなみに今の中高生の間のカリスマは誰なの?笑
オニイサンワカラナイ………
この例だと違う人だけど、僕自身で比べた時も同じことが言えるだろう。
僕がサボりまくってて、寝まくってて、全然働いていなかったとする。
頑張っていなかったとする。
そんな僕に、
「みんな頑張ろうぜ!勉強しような!勉強するとね、、、、かくかくしかじか、、、、、だから頑張ろうな!」
みたいなことを言われても響かないだろう。
だって先生頑張ってないじゃんってね。
だからこそ、頑張っている子達、頑張ろうとしている子達に「頑張れ」というためには、まずは自分が頑張る姿を見せるところから始めなあかんですなぁ。
今が頑張っていないわけではないけれど、改めてこれを強く感じたので、背中で引っ張っていけるように、僕も頑張ろうと思う。
みんなの未来はきっと明るいこと、頑張ることで自分の未来がきり開けることを、僕は伝えたい。
それではまた明日。