反動ってのはなかなか影響がでかいと思っている。
反動って言葉が正しいのかわからないけど。
貧乏だったからお金を使うことに価値を感じてしまうとかのことだ。
これが悪い方に働く時もあれば、良い方に働くこともある。
貧乏だったからお金持ちになりたい。
結果、お金持ちになりました。
これだと良い方に働いている。
逆に、貧乏だったからお金持ちになりたい。
ある程度お金が使えるようになったら、浪費がかなり増えてしまった。
これだと悪い方に働いていると思う。
僕の場合だと、家庭的には中の下ぐらいの家庭だったので、贅沢はするなを叩き込まれてきた。
電気はこまめに消しなさい。
冷房は7月後半ぐらいまで粘って、夜の5時間ぐらいの間だけしかつけてはいけません。
お年玉でやりくりしなさい。
他にもあったような気はしたけど忘れた。
友達を羨ましいと思うこともあったけれど、三兄弟を現役で国立大学に送り出すために教育に対してはしっかりと投資してくれたことは感謝しなければならない。
大学時代に奨学金を借りるときに初めて知った親の収入で驚いたことだけは覚えている。
僕が言うのもおかしいけれど、よく育ててくれたなぁって。
その反動なのかわからないけれど、比較的僕は無駄遣いが多い。笑
うまくお金を貯められない。
2年目の頭ぐらいまでは生活にそもそも余裕なんてものがなかったので、大学時代よりも全然貧しい生活をしていた。
大学時代に貯めたなけなしのAmazonポイントで買ったパックごはんと、100円以下のカップラーメンで飢えを凌いでいた時もあったぐらいだ。
もうちょっと僕に料理ができればなんとかなったのかもしれないけれど、なんともならなかった。笑
それからちょっとずつ収入も増えたわけだけど、不思議なことにお金は一向に貯まらない。
あればあるだけ使ってしまうのだ。
バケツに入れる水の量を増やしていくうちに、バケツの穴が広がっていく感覚に近い。
貯まるわけがないのだ。
半年ぐらい前からようやく、衣・食に関係するお金を抑えられるようになっただろうか。
2年ぐらいかかって、やっとセーブの感覚が身についたかと思っていたけれど、また出費の増える変化をしているので、あと3年ぐらいはかかりそうな気がする。笑
いやぁ、もっと僕のパワーを上げるしかないのかなぁ。
それか僕の欲が潰えるまで使うのか。笑
って今日はそんなことが言いたいのではなかった。
最後に話を戻して反動の話だ。
この反動は自分自身に対して向けられる時もあれば、人に向けられる時もある。
さっきも言ったように、良い方に働く時もあれば、悪い方に働く時もある。
人に対して向けられた時、それが自分のコンプレックスの押し付けになってしまい、悪い方に働いてしまっていないかどうか。
これは僕含め、親含め、人に対して何かを教える立場の人は気をつけなければならないと思う。
自分は〇〇がうまくいかなかったから、あんたはそうならないように頑張りなさい。
それが本当にその相手のためになっているのかどうか、自分自身の願望になっていないかどうか。
相手には相手の人生がある。
今一度考えたい。