勉強でもなんでも、安定感というのはかなり大事だと思っている。
例えば、こんな高校1年生の二人がいたとしよう。
仮にAくん、Bくんとする。
Aくんはかなり調子にムラがあり、調子がいい日は1日12時間とか勉強するのだが、気分が乗らない時は全くしない。
週に一回ぐらいは調子がいい日が訪れるので、その日に予習溜めなんかをしてしまって、あとは全く勉強しないという感じだ。
それに対してBくんは、コンスタントに毎日2時間勉強している。
どんなに疲れていても、およそ2時間分ぐらいのやることリストなるものが設定してあって、それを淡々とこなしていく。
こんなの比べるまでもないが、B君の方が成績は伸びていくだろう。
勉強ではないが、僕の例で言うとこんなことがあった。
僕が中学生でサッカー部に入っていた時の話だ。
毎日、朝練なるものがあり、朝からハードに走らされていた。
中学生の頃は割と持久走も早かったので、部活では先頭を走っていたのだが、その後ろをいつも着いてくる同級生がいた。
他の子は、頑張って着いてくる日がたまにあるかなぐらいだったのだが、その同級生だけは、いつも僕の後ろを黙々と着いてきていた。
あれほど恐ろしいことはない。
何度、「今日はちょっと調子が悪かったから。」なんて言い訳をして抜かれようと思ったことか。
ちょっとでもペースを緩めれば抜かれるっていう緊張感が常にあるわけだ。
しかもそれが毎日。
淡々と同じペースで進んでこられることって恐ろしいのよ。
勉強が長続きしない子たちの言葉を聞いていると、こういった言葉をよく耳にする。
「いやぁ、今日結構頑張ったんで、明日はちょっと。。。。」
「昨日勉強したんで、今日は大丈夫です。。。」
僕は言いたい。
そういうことじゃないんだと。
毎日続けることにこそ意味があるのだし、毎日続けるからこそ成果が出るのだ。
毎日続けるからこそ信用が生まれるのだし、毎日続けるからこその安心が生まれるのだ。
老舗なんかもその最たる例ではないだろうか。
昔からある、長いこと続いているということだけで価値があるのだ。
モチベーションが、、、気持ちが乗らないから、、、
そんなレベルで物事のするしないを決めるのではなくて、やるのは当たり前だという前提で、毎日コツコツと続けて欲しい。
やっぱり、淡々と進んでいく子が強いね。
理想は自分の中のマックスのペースで常に走り続けよう。
しんどいと思うけど、頑張って。
ではではまた明日。