受験は自分との戦い、孤独との戦いでもあると思っている。
今日、保護者の方と話していて、ふいに思い出したので、去年一番成績がよかった子の話をしたいと思う。
たぶん見ていないだろうけど、一応先に礼だけは言っておこう。
ブログに載せたよ!
ありがとう!笑
その子は入った頃からもともと賢い方ではあったのだけど、最後まで気を抜くことなく勉強し続けた。
印象的だったのは、私立受験以降の土曜日のことだ。
私立受験以降、公立高校を受験する子は、毎週のように公立試験に似せた問題を解く。
午前中のうちに解いてしまい、それと同時並行で僕が爆速で丸つけをしていく。
半日かけて5教科の試験をするので、なかなかにしんどいだろう。
(僕も半日かけてひたすら丸つけするので、かなりしんどい。笑)
そしてやり直しなりなんなりをして、17時になったら解散といった形だ。
その後も塾自体は夜まで開いているので、残りたい子は残っていいし、帰りたい子は帰っていい。
これに関してはいつも言っているが、どちらがいいとかはないので、好きにすればいいと思っている。
ただ、帰って時間を無駄にするぐらいなら残りなさいと言いたい。
去年の子達も、割と残っていた方だろうか。
ただ、18時、19時と時間が経過していくうちに、一人、また一人と帰っていく。
そんな中、いつも最後まで残って勉強をしている子がいた。
それが、冒頭の一番賢かった子だ。
その姿を見て、僕はいつも「この差なんだよなぁ」ってことを思わずにはいられなかった。
一番成績がよかった子が最後まで残っていたのか、最後まで残っていたから一番成績がよかったのか。
それは僕にはわからない。
もちろん、途中で帰った子達もきっと家で勉強してくれていたと思っている。
ただ、誰に影響されるでもなく、みんなが帰るから自分も帰るなんてことではなく、自分の意志で残り、一人黙々と勉強を続けていたのだ。
同じ学年の子のお母さんもこんなことを言っていた。
「〇〇くん(今回のお話の子)には絶対合格してほしい。だってうちの子よりも全然頑張ってるもん(笑)」
いやいやお母さん!みたいになったが、頑張っている人というのは応援したくなるものなのだ。
周りがとか、友達がとか、そんなの関係ない。
合格すると決めたんなら、自分が合格を引き寄せるしかないのだ。
合格するんだろ?
やるって決めたんだろ?
どうにか孤独との戦いに勝って、合格を勝ち取ってほしい。
ではではまた明日。