今日は主に僕に向けて、木こりのジレンマという話を送りたいと思う。
主に僕に向けて。
ブログ読者の皆様には、僕の壮大なる独り言だと思って、この話を読んでもらいたい。
「木こりのジレンマ」
ある木こりが頑張って木を切っている。
通りがかった旅人がその様子を見ていたが、斧を振るう勢いのわりに、あまり木が切れていない。
見ると木こりの使う斧が刃こぼれしているようなので、旅人は木こりにこう言った。
「斧を研いだ方がいいのでは?」
すると木こりはこう言った。
「分かっちゃいるんだけどね。木を切るのに忙しくて、それどころじゃないんだよ。」
色々バージョンはあるみたいなので、これが正しいものかどうかはわかんないんだけど、概ねこんな感じだ。
斧を研いだ方が効率が良くなることは分かっていても、目の前の仕事に追われすぎていて、一度作業の手を止めて見直す余裕もないという状態だ。
夏休み期間中や冬休み期間中、そして今の僕がこの木こりである。
きっと僕が木こりなら「斧なんて研いでる場合じゃねえんだよー!次から次に木がやってくるんだからよー!どうにかしてこの木を切っていかないといけないじゃんかー!」なんてことを言いながら木を切っていると思う。笑
受験がひと段落したら、僕も一旦は僕の斧を研ぐ時間を作ろうと思っている。
切れ味抜群の斧にして、来年度もスパスパと木を切っていく予定だ。
こんなボロッボロの斧でがむしゃらに斧を振りかざして木を切りまくっている僕から、偉そうに伝えたいことがある。
まずは中学生たちに向けて。
斧を研ぐことばかりに目が行きがちだけれども、まずはぼろぼろの斧でいいから一生懸命に木を切ることから始めて欲しいなぁ。
あまり点数が振るわずに「勉強法がわかりません」なんていう相談をしてくる子がたまにいるけれど、その多くは僕から言わせてみれば勉強時間が足りていない。
そんな子に対してどんなに切れる斧を渡したとしても、斧を振る回数が少ないだろうから、たくさんは切れないよね。
まずは斧をたくさん振ってごらんなさい。
次に高校生たちに向けてだ。
大学受験になると、ただがむしゃらに斧を振るだけでは太刀打ちできなくなってくるろう。
目の前に積まれた膨大な木々の前に、ついつい目を背けたくなってしまうかもしれない。
「こんなペースじゃ終わらないよぉ。。。。」と。
本当にその斧の切れ味は大丈夫かい?
一旦、斧を研いでみたら?
斧を研ぐってどういうこと?
おっと、それは一度自分で考えてみよう。
どうしたら効率がいいかな?
どうしたら最小限の力で木が切れるかな?
そういうところに君の勉強が加速するヒントがあるかもしれない。
ということで今日はここまで。
僕もたくさん切らなければならない木が残っているものでして。。。。。笑
ではではまた明日。