今日は受験生になりたくてもなりきれていない、ちょっと意志の弱い受験学年の子たちに向けて書こうと思う。
受験学年だけでなく、定期テストや検定前の集中して勉強を頑張りたいなという子にも意味はあるので、ぜひ読んでほしい。
とにかく、受験勉強以外の選択肢を削れという話だ。
以前ブログにも書いたはずなのだが、人間の1日の中での意思決定の回数というのは限られている。
何回だったかなぁ。
忘れてしまった。笑
まあいいや。
意思決定の回数という言葉だとこの後の説明がわかりにくいので、意思決定力をHPでたとえてみよう。
仮に意思決定力のHPが100だったとする。
君が朝起きる。
そこで朝ごはんを食べたり、歯を磨いたりする際に、君のHPは、、、、、
減らない。
なぜなら、きっと君は朝ごはんを食べるかどうかを迷わないだろうし、歯を磨くのかを迷わないだろうから。
(毎日、朝ごはんを食べているという前提。)
その日が休日だったとしよう。
さて着替える時間だ。
ここで君のHPは、、、、、
減る。
きっと何を着るのかを悩むだろうから。
そして着替え終えた。
ここでまた君のHPは、、、、
減る。
次に何をするのかを悩まなければならないから。
さらにここから苦渋の決断で勉強机についたとしても、さらにここからHPを削られるだろう。
机の上にある漫画の誘いに、乗るのか乗らないのか。
スマホの通知に目を向けるのか、無視をするのか。
とにかく誘惑の多い机の上で、いちいち選択、決断を迫られるからだ。
そして無駄に減らされたHPの中で、君は受験勉強に取り組まなければならない。
なんて無駄の多いこと。
これがプロの受験生ならどうだろう。
朝起きて、朝食をとり、歯を磨くところまでは同じだ。
だがそのあとからが違う。
まず、着替え。
ここでプロ受験生のHPは、、、、
減らない。
着る服で迷わないからだ。
なんなら毎日制服を着る子だっているだろう。
さて着替えも終えたところで、プロ受験生のHPは、、、、
減らない。
なぜなら次の選択肢は「勉強をする」一択なので、迷う必要がないからだ。
意思決定をする必要がないからだ。
勉強をする場所も決まっている。
それに、その机の上には一切の誘惑がない。
受験勉強のために必要なものしかないんで。
もしかしたら、朝起きたらすぐに塾に行くということを決めている子もいるかもしれないね。
それもいいことだよね。
そして無駄なHPを削られることなく、万全の状態で受験勉強に取り組むことができると。
もうここまで読めば、君とプロ受験生の違いが分かっただろう?
とにかく受験勉強以外の誘惑を全て捨て、君のできる限り全てを受験勉強に捧げてほしい。
時間を。
熱量を。
そういう環境づくり、生活スタイルづくりを意識して欲しいなぁ。
君の受験勉強がうまくいくことを祈っている。
ではではまた明日。