「切り替えて次のことに集中しましょう」
言葉で言うのは簡単だが、実際はそんなに簡単ではない。
一生懸命勉強した結果、そんなに良くないテスト結果が返ってきた時。
もう僕は勉強しても意味ないんじゃないだろうか?なんてことを考えてしまいがちなわけで。
本当は次の模試に切り替えて勉強しなければならないんだろうし、それがその時に取るべき最善の選択なのだろうが、人間そんなに強くない。
だから落ち込んで勉強がなかなか手に付かないこともあるだろう。
他にも例はある。
学校行事が終わった後だとしよう。
なんでもいいや。
運動会にでもしておこうか。
本当は終わった直後からすぐにでも受験生なら勉強を始めるべきだ。
ただでさえ行事に時間を取られて、勉強時間を削っていたと言うのに。
ところがどっこい。
現実はそう甘くない。
謎の運動会の余韻に浸る子が出てくるだろう。
打ち上げだのなんだの言って、打ち上げぐらいなら、、、これぐらいなら、、、、みたいな妥協に妥協を重ねる子だっているだろう。
なかなか切り替えられない子が多数いると思う。
これは昨日の話だ。
高3生が夕方ぐらいだったろうか、塾へ来た時に、たまたま塾の階段であった。
墨 「おお、こんにちは!部活終わり?試合?」
部活着だったので、部活終わりにそのまま来たのだろうと聞いてみた。
高3生「はい、試合です。今日で終わりました。」
墨 「ああ、なるほどね。ん?今日でってどういうこと??」
高3生「今日で最後の試合が終わりました。」
墨 「ええー!引退ってこと!?」
高3生「はい。そういうことです。」
今日で引退という事実よりも、引退したその日に、そのまま塾へと来ていることが驚きだった。
凄すぎる。
なんという切り替え力。。。
部活を引退したその日に、そのまま塾へとやってくるなんて。
あまりに凄すぎたので、そのまま勉強部へ勧誘してしまった。
(なお、勉強部の実態はない)
頑張っている子たちの頑張りに応えられるように、僕も頑張ろうと思う。
ああ、それにしてもいい切り替えだなぁ。
このまま頑張ってほしいなぁ。
ということで今日はこれにて。
ではではまた明日。