先日、塾生保護者の方からのお電話で、前に他の塾にいた時よりも自分から進んで塾の宿題をするようになりましたとの報告を受けた。
嬉しいなぁ。
小さなことでも子どもたちにとって変わるきっかけってのは転がっているだろうから、そういうのを見逃さずにいたいなぁ。
今日はこの前のふとした時に高1の子に話したことをこのブログにも残しておきたい。
それは中間テストの結果が返ってきた時だった。
まあ結論から言うと、そんなによくなかった。
というかなんと言うべきだろう。
その子の実力からしたらもっと取れてもよかったんじゃないかなってのが僕の感想で。
別に終わったことをどうこう言っても仕方ないので、そんな結果を見て怒るわけもなく、その時に本人とちょっと反省会。
反省会ってほどしっかりとしたものでもないけど。笑
そこで出た結論は「勉強不足」。
これ一択だった。
これは別に、もっと勉強時間を増やせばもっと上がるみたいなことじゃなくて、中学生の時の方がテスト前に勉強してたよねって意味だ。
中学校と高校、どっちが内容的に難しい?
高校だよね。
でも、どっちがテスト前に勉強してた?
中学生の時だよね。
僕はだからこの結果が出て当然ってことが言いたいんじゃなくて、少なくとも中学生の時のようにしっかりと対処してのぞめば、もっと結果は良く出たんじゃないかなってことが言いたかった。
まあ、賢い子なので僕が言わずとも本人がしっかりと理解していたんだけどね。
だから次はきっと頑張ってくれると思う。
そういう期待の意味も込めて、反省会とした。
中学生の時は割といい順位だったのに、高校生になってからガクッと順位が下がってしまったという事実を僕は見逃すわけにはいかない。
こういう子たちにありがちなのが、定期テストの順位だけに限らず、進研模試などの順位まで全国的に大幅に下げてしまうことがある。
いや、君はもっとできるんだよ。
そんな順位で自分を納得させていいはずがないんだよ。
高校生になって、新しく自分の順位が定められてしまったかもしれない。
(それさえも恐ろしいことだから、高1の子たちには最初こそ頑張れと言っている。決められた順位から巻き返すより、最初からいい位置にいる方が絶対楽だから。)
確かに同じぐらいのレベルの子たちの中で決められる順位だから、人によっては中学校の時よりも順位を下げた子もいるだろう。
でもだからといって全国順位まで大幅に下げる必要はないじゃん。
できる子は適切な位置に、いや、その子の限界をできる限り引っ張り上げられるように僕ははたらきかけていこうと思う。
はっはっは。
ではではまた明日。