今、絶賛定期テスト期間中だ。
僕の方では特に学校の定期テストの過去問等を配ることはなく、それを推し進めるという指導も行っていない。
生徒の中にはどこからか手に入れてきて、使っている子もいるようだが。
よくネットとかでも揉めている定期テストの過去問論争。
今日はこれについて僕なりにちょっとだけ触れようと思う。
過去にも触れたことがあるかもしれない話題なので、過去と意見が少し変わっていることもあるのかもしれない。
昔は絶対NG的な感じで書いてたのかなぁ。
ちょっと忘れたけど。
だけど、根っこのところは今も昔も変わらないので、そこだけはわかっていて欲しい。
まず過去問の使用について、結論からいうと、使い方を間違えなければOKと言ったところだろう。
どちらかといえば反対派にいる僕だけど、模試であったり、入試となればバンバン過去問を解くことを推している。
というより過去問を解く日を設けて、塾でも解いてもらうぐらいだ。
ただ、定期テストで過去問のしようが一部でなぜ嫌われるかというと、それはその範囲の狭さと、内容が変わらない場合の手間のかからなさ故ではなかろうか。
定期テストは、範囲は狭い。
一生懸命に勉強している中学生たちからすれば、「狭くなんかないぞ!」と思っているかもしれないが、彼らと僕らでは比較対象が違うんで、それはしょうがないこと。
今、目の前の定期テストに一生懸命な彼らと、受験のこと考えてやってる僕らとでは、見てるものが違うんでね。
入試と比べると狭い、ということだ。
そんな狭い範囲の定期テストっていうのは、試験範囲を網羅するということを練習するのに向いている、と僕は思う。
逆にそれを過去問ベースで勉強して、サボることを覚えて欲しくはないんだよなぁ。
「とりあえずここだけやっておけば大丈夫!」みたいなのを見るが、そんなわけあるかい!って感じだ。
高校以降、落ちこぼれていく未来が見えすぎていて恐ろしい。
そしてもう一つも同じような理由だけど、その過去問ベースの勉強で対処できてしまうところも恐ろしさの一つだ。
過去問と同じような問題が出題されるので、過去問をやっておけば大丈夫的なやつね。
まあ、こればかりは僕の力ではどうしようもないけど、真っ当に勉強して挑んだ子たちが馬鹿を見るようなテストにはして欲しくないなぁ。
受験は情報戦だなんだというが、定期テストにまでそれを持ち込まないで欲しい。
ということで僕の思いとしては、定期テストの範囲ぐらいであれば、その範囲を網羅しながら取りこぼしを少なくしていく勉強というのができるようになって欲しいなと。
そうしないと、高校受験、ましてや大学受験で戦っていくことが難しいと思うのだ。
高校受験や大学受験であれだけ過去問が出回っているのに、それでも差がつくのは、過去問以外の部分が重要だからってことだよね。
過去問はほぼ平等に手に入れられるような状況の中で、戦うわけなので。
まあ、これもあくまでそれぞれの人の考え方によるのかもしれないけど。
最後の方は自分でも書いていて何が言いたいのかわからなくなってきたので、これで終わろうと思う。
ではではまた明日。