「先生はなんで金髪にするんですか?」
生徒からよく聞かれる質問ランキング堂々の第1位にランクインしている、墨への鉄板質問だ。
最初は目立とうと思って金髪にしたのだけれど、今はそういう感じでもないんだよなぁ。
好きでしているというのが答えに近いかもしれない。
そしてこれまたよく聞かれるのが「痛くないんですか?」という質問だ。
まあ、僕ぐらいになると、痛みとかそういうのとは違う次元にいて、、、、、
めちゃくちゃ痛いっす(泣)
とにかく痛くて、ブリーチの痛みに耐えている時の僕はいつも、ワサビのチューブを5cmほど口の中にぶち込まれた直後の絡みに悶えるような、そんな顔になっている。
整骨院の先生が笑いながら「ここちょっと痛いかもしれません(笑)」みたいな感じのテンションで押す時の、間違いなく痛いやつを食らっている時の顔だ。
悶絶。
よく、どんな痛みですか?と聞かれることがあるのだけれど、僕的にはスチールウールのタワシで皮膚を直接ゴシゴシされているような、そんな痛みだ。
痛いし、熱い。
あとはお金もかかるしね。
こうやってブリーチのデメリットばかりを挙げると確実に言われるのが「じゃあ金髪にしなきゃいいじゃないですか」という発言だ。
違うのだよ。
僕は無駄にこそ意味があると思っている。
無駄の美学ってやつだ。
人間、合理性を突き詰めたら、どこまでも合理的になれると思うのだ。
こっちの方がコストが、、、、
こっちの方が無駄がなくて、、、、
確かに無駄を省くというのも大事だけれど、無駄こそが人生を豊かにするのではないだろうかと、僕はそう思っている。
合理性だけを考えれば、旅行は無駄かもしれない。
お金はかかるし、移動したら疲れるし、事故や病気になるリスクだって高まるわけだし。
合理的かどうかだけでいうと、合理的ではない。
仕事も合理的かどうかだけを突き詰めれば、効率良くお金は稼げるのかもしれない。
子どもたちの中にも、手に職をつけて安定した暮らしを、という考えの子はたくさんいるだろう。
それ自体は否定はしないが、僕らはなんのために生きているのかを大事にもしてほしいと思っている。
生き続けるために生きるというのは大前提かもしれないけれど、生き続けるためだけに生きるっていうのはおかしくないか?
なんのために生まれて
なにをして生きるのか
答えられないなんて
そんなのはいやだ
ほら、アンパンマンだってこう言っているわけだし。笑
桜の木だって、春に咲く桜の木がそのままサクランボまで実らせてくれれば、確かに合理的かもしれない。
そういう意味では実をつけないものが多かったり、実がついたところで食べられなかったりと、非常に無駄が多い。
でもそういう無駄こそが人生を彩るんじゃないだろうか。
無駄を楽しめる人こそが豊かな人生を送れるんじゃないだろうか。
子どもたちを見ていると、時々、「バカだなぁ(笑)」と思うことがある。
これは決して学力がどうとかの話ではなく、本当にくだらないことをしているなぁ、という意味だ。
わけわからん落書きを書いたり、よくわからんシールを買ってきて塾の棚に貼ったり。
(っておい!勝手に貼るな!笑)
時には超くだらないゲームで盛り上がったり。
でもそういう時の子どもたちってのは、楽しそうなんだよなぁ。
無駄こそが人生を彩るものだとわかっておきながらも、大人になるにつれてそういう遊び心というか、さまざまなものに対する感受性というか、何か大事なものを失っていっているような気がしてならん。
もっともっと無駄で人生を彩ろうではないか。
子どもたちにも、無駄を楽しむだけの余裕をもってもらおうではないか。
チャレンジングな姿勢を!
ということで、4年ぶりにカンボジア研修旅行に行きます。
子どもたちと一緒に行きます!
コロナの影響で行けなかったカンボジア研修旅行、復活するっす!
早速ご案内を出したところ「絶対に行った方がいい!」なんていう嬉しすぎることを言ってくださった保護者の方もいたみたいで、墨ハッピー。
金銭的負担等はかかってしまいますが、たくさんの方の参加をお待ちしております。
ということで明日までのお申し込みになりますので、スライディング申し込みでも大丈夫です!
ではではまた明日!