先週と今週と中学校やら高校やらで学年末試験が行われているわけだけど、こういうテストの時って、子ども達の意識の変化が見られる時があっていいよね。
最近もこんなことがあった。
「今回は数学で100点を取りたい。」
ぶっちゃけた話、僕は驚いてしまった。
ごめん。笑
それはなんでかっていうと、その子のことは結構前から見ているのだけれど、勉強にはあまり積極的な感じではなかったし、ましてや「100点取りたい」なんて言うような子ではなかったからだ。
どちらかというと「70点ぐらい取れれば嬉しいなぁって思います。」ぐらいの感じの子だった。
僕が「前も70点は超えてたじゃん?だから次は80点超え目指さない?」なんてことを言っても、いまいち乗ってくれないというか、そんな感じの子だった。
それなのに、自分から100点取りたいって言い出すなんて。
それに、しっかりと実力もともなってきているので、実際に100点を取ったところで何の驚きもない。
最初の方で驚いてしまったのは、100点を取りたいっていうセリフを言い出したからであって、100点を取ること自体には全く驚きません。
それぐらいの実力はすでにあると思っているので。
僕らの仕事っていうのは、何を教えるかももちろん大事かもしれないけれど、それ以上にどれだけ勉強をやる気になってもらえるのかってところも大事だと思っている。
今回の学年末、ほんの少しではあるけれど、中2の子たちの中でも時間外で勉強しにきたり、残って勉強をしたりという子たちが増えてきた。
「自分から勉強しにきて偉いね!」
本人からすれば、ただ塾にきただけだというのに、来るなりいきなり僕に褒められるもんだから、キョトンとした顔をする子もいる。
あれ、何か先生企んでる?みたいな。笑
(何も企んでいません。)
素直にそういう姿勢の変化というか、成長を褒めてあげたい。
まだ今の中3の子たちの受験も終わっていないけれど、下の代の子達も少しずつ、静かにではあるけれど受験生としての自覚が芽生え始めているような気がして、嬉しい墨であった。
まあ、まだ全然物足りないけどね。笑
ここから叩き上げないとだな。
ということで今日はこの辺で。
ではではまた明日。