高校時代、僕は物理が苦手だった。
苦手というより、高2の頃の僕はいつもこう言っていた。
「〇〇先生(物理の先生)の授業、全然意味わからん。」
それを理由に、僕はずっと物理から逃げていた。
こんなんわかるわけない。
先生が悪い、と。
だけれども、工学部を受験する上で物理を避けて通れるはずもなく。
受験生になってから初めて、僕はちゃんと物理と向き合った。
あの頃の僕は本当にひどくて、「運動方程式って何?美味しいの?」ぐらいのレベルだった。
そこからちゃんと向き合いだして、ようやく点数が取れるようになってきた頃には、学年も変わり物理の先生も変わっていた。
その頃の僕はまだ、前の学年の時の物理の先生の教え方が悪いのだと、そう思っていた。
そんなある日、何かの理由で当時の物理の先生がお休みとなり、代打で、前の学年の時の物理の先生が来ることとなった。
割と受験直前だったということもあり、どうせわかりにくいんだろうなとも思いながら、一応聞く僕。
するとどうだろう。
わかるじゃないか。笑
言っていることが大体理解できる。
その時に僕は思ったのだ。
先生のレベルが低いとか以前に、そもそも僕のレベルが低かったんだって。
僕に合わせられない先生のレベルが、、、と思われる方もいるかもしれないが、40人近くいる生徒の全てにレベルを合わせることなんてほぼ不可能に近い。
そう考えたら、やっぱり当時の僕のレベルが足りなかったんだと思う。
周囲に文句ばかり言っている子。
まずは自責思考で考えてみては?
ということで今日はここまで。
ではではまた明日。