僕は負けず嫌いだ。
なんでもかんでも負けるのが嫌いというわけではないけれど、勝てそうな勝負に負けるのが大嫌いだ。
たとえば、僕と井上尚弥選手がボクシングで勝負をしたとしよう。
僕が勝てるわけがない。
1ラウンドともたずに僕がすぐに負けてしまうだろう。
もはや1ラウンド3分の、3分も元気に動ける自信さえないからな。
その道で一生懸命に努力している人に、ただの凡人の僕が勝てるわけはないので、こんなのはハナから勝敗の見えている勝負。
そこの勝ちにこだわりは全くない。
だが、これが別の勝負だったらどうだろう。
たとえば、井上尚弥選手VS僕の鼻毛速抜き選手権。
どちらが先に自分の鼻毛を1本抜けるかを競うものだ。
これなら僕でも勝てそうな気がする。
僕は戦いの日のギリギリまで、鼻毛が長くなるように努力をして、毎日毎日鼻毛を抜くための素早さを鍛えるだろう。
まあ、そんな話はどうでもよくて。
自分と同じ能力の相手に勝とうと思った時、これをやれば絶対に勝てる!とまでは言わないけれど、勝利に近づく方法はある。
それは、相手よりも長く練習時間をとることだ。
何が言いたいかっていうと、勉強しようぜって話だ。
今、君の周りには、見えないライバルたちがウヨウヨいるわけだ。
およそ5ヶ月後ぐらいに、同じ大学を受けるであろうライバルたちが。
そのライバルは、もしかしたら今の段階で君たちと同じぐらいのレベルに位置しているかもしれない。
そうなったら、勝負をわけるのはこれからの過ごし方だ。
毎日、彼らより1時間でも多く勉強をして欲しい。
今、共通テストまで残り120日とちょっとだ。
仮に120日だとしよう。
1日1時間、周りよりも多く勉強するだけで120時間のアドバンテージを得ることができる。
すごく単純な話だけど、120時間という時間はかなり膨大だ。
120時間もの勉強時間を捻出しようと思ったら大体10日ぐらいかかるよね。
相手に10日間、何も勉強しないでくれっていうのは無理に等しいからね。
何がなんでも合格するんだ、何がなんでも勝つんだという強い気持ちをもって、想像されるライバルよりも少しでも多くの勉強時間を積み上げて欲しい。
勝つよ、勝つんだよ。
みんなの受験がうまくいくことを祈りながら、僕もできる限りのことをしていこう。
頑張るぜ。
やるぜ。
今年は僕も毎日勉強ネタでもぶっ込んでいこうかな。
高3グループに。
ではではまた明日。