筋トレをやっていて思うことがある。
「肉体の限界よりも先に、精神の限界がきてしまう」
筋トレをやっている人たちの間で、もう持ち上げられなくなることを「つぶれる」と言うのだが、僕みたいな初心者トレーニーたちは、肉体の限界を迎える前に、精神の限界を迎えて潰れてしまうことが多い。
「もう持ち上げられない」というよりは「もう持ち上げるのが難しそうだからやめておこう」というような感覚だ。
実際、僕もその気持ちは痛いほどわかってしまう。
10回いったからもうやめよう。
これ以上やると上がらなさそうだからやめておこう。
もうしんどいからちょっと浅めにしよう。
言い訳を上げていけばキリがないようなそんな状況の中で、精神の限界を超えられずに肉体の限界を迎えないまま終えてしまうことが多々ある。
パーソナルトレーニングなんかがしっかりと追い込めるのは、そういった精神の限界を、トレーナーの人が共に超えてくれるからだろう。
追い込みきれない受験生たちの多くもそうではないだろうか?
肉体の限界に挑み続けている受験生たちがどれだけいるだろうか?
たとえ太ったとしても大学生になってから痩せればいいのだし、肌荒れが気になったとしても大学生になってからなんとかすればいいのだ。
そういうのには一切目もくれず、ひたむきに頑張っている姿の方が、僕は素晴らしく素敵だと思うのだけれども。
勉強だって、諦めてしまうのはいつも弱い自分だ。
生まれてからこれまでに、頑張ると心に決めてからこれまでに、頑張るだけの時間は十分にあったはずだ。
そこでいつも言い訳ばかりして、理由ばかり作って、諦めてきたのは自分の心でしょう?
あなたの勝手に決めた精神の限界でしょう?
肉体の限界がくれば本物だけど、倒れるまで勉強しろとまでは言わない。
でも、これ以上はもう勉強できないってぐらいまで、一回やってみたらどう??
みんなが頑張って、後悔のない受験を終えられることを祈っている。
ではではまた明日。