中学生の定期試験の結果も、学校によっては返ってきている。
全員自己最高更新!!
とはならず、毎度毎度悔しい思いをしている。
でも中には、こういう子もいる。
「下がりました。。」
うかない顔でやってきて僕に点数報告をしてくれる子。
ああ、これはやっちゃったのかなぁ、、、なんて思いながら点数を見る。
言うほど悪くない。
生徒の点数が下がっている状態なので、手放しに喜べるわけではないけれど、少し嬉しく思うこともある。
ああ、この子の中で、自分の評価が上がってるんだなぁって。
今回の点数だって、過去の点数から比べれば良い点数なのだ。
ただ、かなり上がった前回と比べるとちょっと下がってしまった、それだけの話。
でもこの子の中で、着実に自己評価が高まりつつある状態の今、この点数に満足はできないということなのだ。
勉強って、勉強の中身自体を学ぶ目的もあるかもしれないけれど、他の目的だってあると思っている。
その一つに、目標を立てて、それを実行し、自分に自信をつけ、更なる目標へ、、、みたいなプロセスを学べることがあげられる。
今回の例でいくと、更なる目標達成には今回は届かなかったけれど、確実に前回の試験の目標達成が、その子の自信になっている。
いいことだ。
勉強を学びながら、勉強で学べる塾にしていきたい。
ではではまた明日。