今は中学生の定期試験期間中だ。
定期試験の期間中、幾度となく話してきたことだけど、今日はそれを書いておこうと思う。
定期試験は、勉強を始める前の覚悟の時点でほぼほぼ点数が決まっているということだ。
たとえば、300点を目指して勉強を始めた子がいたとしよう。
その子が、うまくいって450点を取れた。
、、、なんてことはほぼほぼ聞いたことがない。
今まで400点前後の子が、450点を目標に勉強をして440点が取れた。
こういうことはよくある。
勉強から話を変えてみよう。
たとえばだ。
塾からちょうど徒歩10時間ぐらいのところに久留米駅(43km先)がある。
僕が今日の22時までに久留米に徒歩で行かなければならないとなった時、10時間かかる久留米に着くためには遅くとも12時に出なければならない。
絶対に徒歩で今日の22時までに辿り着くのだと覚悟を決めて、下調べもして、22時に間に合うために12時までに出たとして、うまくいけば辿り着くだろう。
って感じだ。
この話を聞いて、まさか僕が今日の22時時点で鹿児島まで行ってしまうだろうなんてことを想像する人はいないはずなのだ。
10時間後に久留米に着くことを目指して歩き続けた僕が10時間後に鹿児島にまで行ってしまうことなどありえないことなのだから。
「そんなの無理に決まってるじゃん」と笑われるに違いない。
休憩なしで歩き続けて10時間だからね。
でもこれがテストになると、たいした覚悟もなく勉強をなんとなくで始めて、結果だけは出ないかなぁなんてことを望んでしまう、ものすごく都合がいい子が存在してしまう。
ああ、気づいたら鹿児島までワープなんてしちゃわないかなぁ、なんて考えの子だ。
するわけがないのだ。
ちゃんと計画を立てて、それを実行した先にしか、目的地到達はないのだ。
400点を取るための勉強をした子しか400点は取れないし、450点を取るための勉強をした子にしか450点は取れない。
今からテスト勉強に取り組んでいく子たち。
今ならまだ間に合うよ。
何点取りたいの?
じゃあ、どれだけ勉強したらいい?
最初に自分の目標点をしっかり定めてから、そこに向けて頑張っていこうね。
ではではまた明日。