何度も同じようなことを書いているかもしれないけれど、僕の持論では受験生は朝から勉強すべきだと思っている。
たまに受験学年の子に聞くわけだ。
「なんで朝から勉強したほうがいいと思う?」と。
そう聞くと大抵の子はこんな感じで答える。
「朝から勉強したほうが頭が冴えるから?」
「受験生は朝型の生活にしたほうがいいって言うから。」
「入試本番が朝から始まることがほとんどだから。」
どれもまあまあ正解と言ってもいい範囲なのかもしれないけれど、僕が考える理由は違う。
僕の答えは単純だ。
「とにかく君たちには時間がないから。」
多くの子たちが、目指す志望校とのギャップに悩まされていると思うのだよ。
得点が足りない、とね。
「赤本が全然解けません。」
「共通テストの点数が思うように伸びません。」
そんな子たちに僕は言いたい。
「なぜそこまでわかっているのに、君たちは午前中をダラダラと過ごすことができるのか?」と。
赤本が全然解けないのなら、解けるようにするしかないだろ。
点数が思うように伸びなくても伸ばすための努力をするしかないのだろ。
時間が足りないと思ったら、今残されている時間を全力で走るしかないのだろ。
いい加減に、口ばかりの受験生活は卒業しなさい。
本当に危機感を持っているなら、行動に移しなさい。
それができないのなら、早く志望校を諦めなさい。
特別な事情がない限り、君が朝から勉強を始められないのは、本当に危機感を持って自分ごととして受験を捉えていないからだ。
先が見えていなさすぎるからだ。
時間が解決してくれる?
そんなわけないだろ。
時が経てば成績が上がるのか?
上がらずにそこまできたのだろ?
苦手な数学がいつの間にかできるようになるのか?
覚えてもいない英単語が気づいたら頭に入ってくるとでも思っているのか?
早く時間がないという事実に本当の意味で気づいて、残された時間を全力で走りなさい。
不合格を突きつけられたときに、全力で頑張れなかった日々を後悔するのだから。
ということで今日はこの辺で。
ではではまた明日。