塾の役割

お前が言ったらアカンやろ、と言うことを言わせてもらいたい。

「塾に入ったからと言って、成績がのびるわけではない。」

 

勘違いして欲しくないのは、塾に入ったから、入っただけで成績が伸びるわけではないということだ。

考えてもらえばわかると思うのだけど、ジムに入会したからといってマッチョになれるわけではないよなということだ。

そんな簡単にマッチョになれるものならば、全国にマッチョが溢れているだろう。

 

マッチョは１日にしてならず。

僕だって１年かけてトレーニングをしているけれど、マッチョと呼ばれるにはほど遠い肉体だ。

 

成績アップも１日にしてならず。

日々の鍛錬をどれだけ積めるかで大きく結果は変わるのだ。

 

さて、そう考えた時に塾もジムも似たようなものである。

ジムというより、パーソナルジムといったほうがいいだろうか。

似たようなものだ。

 

入るか入らないかで言ったら、入った方が目標の達成には大きく近づくだろう。

 

ただ、僕の例で考えたい。

僕は2022年10月から半年ほど、ゆるふわ系でパーソナルに通っていた。

なんとかこのたるみ切った体をどうにかしてほしい。

その一心でパーソナルジムの門を叩いたのだ。

 

今思えば、この考え方が間違っていたのかもしれない。

 

僕は入会してから半年ほどの間、週に1回パーソナルジムに通った。

食事のアドバイスももらい、毎食ごとに食事の報告もして。

 

半年後、僕の体重は2キロぐらい減った。

まあ、体重が減ったって意味ではいいと思うんだけど、思ったほどの変化は見られなかった。

なんなら、今の僕、年始から9ヶ月で18キロ痩せたからね。笑

 

本気を出せば月に２キロも痩せられるはずの僕なんだけど、半年で２キロしか痩せられなかった。

 

理由はもうわかっている。

小さな理由をあげていけばキリがないのだけど、主な理由はこれだ。

「僕に痩せるんだという覚悟がなかったから」

 

マジでこれに尽きる。

 

パーソナルに通っていた半年間、普通に食っていたし、なんなら酒も飲みまくっていた。

それを平然とトレーナーに報告する、ダイエッターとしては最低な僕。笑

いつも優しく返信をくださってありがとうございました。

 

コーチングをしていく側の立場としてわかっていたはずなのに、コーチと共に歩むどころか、僕は無気力なままにただただ引きずられるやる気のないブタちゃんになってしまっていたのだ。

そりゃ、痩せるわけがないよ。

 

塾だって本当にそうで、そもそも生徒本人にとことんやる気がなかった場合、絶対に成績を上げることはできない。

極論で説明した場合に、塾に入ってはいるけれど、全然来ない生徒の成績を伸ばすことはできないだろう。(もちろん連絡も返してくれない)

 

そんな子はほぼほぼいないだろうけど、小さなやる気のない行為をあげていけばキリがない。

頻繁に休む、よく宿題を忘れる、話を聞かない、言ったことを実行する気がない、、、、などなど。

 

あくまで僕らの仕事は頑張りたい子たちと共に歩む仕事だ。

いっこうに痩せられない万年ダイエッターだった僕みたいな無気力人間を引きずる仕事ではない。

 

やる気あります、やる気もあります、やる気しかありません。

僕はそんな子たちを待っている。

 

頑張るしか。

ではではまた明日。