• 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

大学受験に向けた先取り学習

先日、他塾に通っていて転塾を考えているという高2生から、こんなことをきいた。

「今の塾を辞めようと思っているということを塾の先生に伝えたら、『移ろうとしている塾(うち)がコーチング形式だから、先取りができないよ。少なくとも理系教科は先取りをした方がいいから、このまま残って先取り学習で進めた方がいいよ。』と言われました。どう思いますか?」と。

 

まあ色々と言いたいことはあるのだけど、今日は先取り学習について触れておこうと思う。

ここでいう先取り学習ってのは、学校のペースよりもどんどん先に進めていく学習ってことね。

 

まずは結論から。

先取り学習をした方がいいかどうかについて。

 

「したほうがいい。」

 

ただ、このしたほうがいいかどうかについてだけ答えると、こういう答えになるわけで。

 

だって受験の日程なんてわかってるわけだから、できることならどんどん先に進めて余裕持って勉強した方がいいに決まってるじゃん。

その方が演習の量だってたくさん積めるし。

絶対いいに決まってるジャーン。

 

時間的余裕もあって、どんどん先に進められる人が、わざわざみんなを待って足並み揃えていく必要ある?

うさぎとカメじゃあるまいし。

ガンガン先に進めるうさぎなら、ものすごい勢いで進んだ方がいいわけだ。

 

ただ、みんながみんなそれができるかというと、そうじゃないと思うのだよ。

これには今の状況とか、志望校とかが大きく関わってくるわけで。

 

例えば、今の学習をおろそかにしてしまわなければ先取りができない人。

こんなのは全くもって意味がないと思うのだ。

 

勉強内容が1-100まであったとしよう。

今は60ぐらいを進んでいる。

 

その子が61-80の内容をおろそかにしながら81-100の勉強をする必要があるのだろうか。

今から心入れ替えてやりますというのであれば、まずは今からやっていく内容を大切にすべきじゃん。

そして、今までおろそかにしてきた単元が大切であればそっちに戻るべきだし、そうでなくて余裕があるのならば先取りに着手すべきだし。

 

こればかりは一般論はあれど、その時のその子の状況次第で全てが変わってくるので、みんなに同じ考えを押し付けることはできない。

 

だから僕はその相談してきた子の状況も踏まえて、話をさせてもらった。

 

あとはコーチング形式でも先取りはできるだろ!と。笑

 

まあ、先取りで悩むとしたら理社あたりでしょうな。

はっはっは。

 

じゃあ今日はこの辺で。

ではではまた明日。

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