• 福岡県福岡市東区香椎にある、中学生・高校生を対象とした進学塾。勉強を通して、「頑張る」ことを伝えるために若手塾長が奮闘中。頑張るとはどういうことか、頑張った先にはどんな景色が待っているのか。これらを、塾長自身も頑張り続けることで真心込めて日々発信中。 また、お近くには福岡市立香椎第一中学校・福岡市立香椎第二中学校・福岡市立香椎第三中学校・福岡市立照葉中学校などがあり、多くの生徒様に通っていただいております!

定期試験前に焦って勉強するのってどうなの?

「定期試験前に焦って勉強するのってどうなの?」

正直に言うと、僕も高校時代は「試験1週間前になったら本気出すタイプ」だった。

部活が忙しいとか、スマホ見ちゃうとか、理由はいくらでも並べられる。

で、試験直前に焦って机に向かう。

これってどうなの?って話だよね。

結論から言うと、「やらないよりは全然マシ。

でも本気で点数を伸ばしたいなら直前型は限界がある」。

焦って勉強すると、一時的に集中力は上がる。

人間って危機感が出ると、火事場の馬鹿力みたいに動けるんだよね。

だから直前でもある程度は点数が取れる。

ただし、それで取れるのは「元々できてたことの復習」だけ。

新しい知識を頭に入れるのは時間が足りない。

例えば英単語を100個覚えようとしても、一晩じゃ定着しない。

数学の応用問題を解けるようになるには、数日どころか数週間の練習が必要だ。

だから「直前に詰め込めばなんとかなる」って思っている人は、基礎がある程度できているか、運よく出題が簡単だっただけ。

これを繰り返すと、どこかで必ず壁にぶつかる。

直前型だと、暗記しかできないから応用力が育たない。

結果として「入試に通用しない勉強習慣」が完成してしまう。

これが一番怖いよね。

じゃあどうすればいいのか。

おすすめは「前倒しのサイクルを作る」こと。

具体的には、試験1週間前までにはワークやプリントを一通り終わらせる。

その上で、1週間前は「解き直し」に時間を割く。

今までの勉強を1週間前倒ししてみよう。

これなら直前は暗記科目の仕上げや小テスト対策に集中できる。

余裕があると、焦りも少なくなるし、点数の安定感が全然違う。

もちろん、「じゃあ今日から毎日4時間勉強しろ!」なんて言わない。

(できたらいいけどね。)

いきなり完璧を目指すのは無理ゲー。

まずは「1日15分でもいいから、試験範囲のワークを少しずつ進める」これだけでいい。

小さな積み重ねが、結局は試験直前の焦りを消してくれるんだ。

まとめると——

直前の焦り勉強は短期的には効果あるけど、長期的には伸び悩む。

未来の自分をラクにしたいなら、今日の自分がちょっとだけ頑張るしかない。

だから、今この瞬間から1ページでもワークを開こう。

未来の自分が「ありがとう」って言ってくれるから。

そんじゃまたー!

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