「定期試験前に焦って勉強するのってどうなの?」
正直に言うと、僕も高校時代は「試験1週間前になったら本気出すタイプ」だった。
部活が忙しいとか、スマホ見ちゃうとか、理由はいくらでも並べられる。
で、試験直前に焦って机に向かう。
これってどうなの?って話だよね。
結論から言うと、「やらないよりは全然マシ。
でも本気で点数を伸ばしたいなら直前型は限界がある」。
焦って勉強すると、一時的に集中力は上がる。
人間って危機感が出ると、火事場の馬鹿力みたいに動けるんだよね。
だから直前でもある程度は点数が取れる。
ただし、それで取れるのは「元々できてたことの復習」だけ。
新しい知識を頭に入れるのは時間が足りない。
例えば英単語を100個覚えようとしても、一晩じゃ定着しない。
数学の応用問題を解けるようになるには、数日どころか数週間の練習が必要だ。
だから「直前に詰め込めばなんとかなる」って思っている人は、基礎がある程度できているか、運よく出題が簡単だっただけ。
これを繰り返すと、どこかで必ず壁にぶつかる。
直前型だと、暗記しかできないから応用力が育たない。
結果として「入試に通用しない勉強習慣」が完成してしまう。
これが一番怖いよね。
じゃあどうすればいいのか。
おすすめは「前倒しのサイクルを作る」こと。
具体的には、試験1週間前までにはワークやプリントを一通り終わらせる。
その上で、1週間前は「解き直し」に時間を割く。
今までの勉強を1週間前倒ししてみよう。
これなら直前は暗記科目の仕上げや小テスト対策に集中できる。
余裕があると、焦りも少なくなるし、点数の安定感が全然違う。
もちろん、「じゃあ今日から毎日4時間勉強しろ!」なんて言わない。
(できたらいいけどね。)
いきなり完璧を目指すのは無理ゲー。
まずは「1日15分でもいいから、試験範囲のワークを少しずつ進める」これだけでいい。
小さな積み重ねが、結局は試験直前の焦りを消してくれるんだ。
まとめると——
直前の焦り勉強は短期的には効果あるけど、長期的には伸び悩む。
未来の自分をラクにしたいなら、今日の自分がちょっとだけ頑張るしかない。
だから、今この瞬間から1ページでもワークを開こう。
未来の自分が「ありがとう」って言ってくれるから。
そんじゃまたー!