これはある夜の話だ。
僕はほろ酔い気味で博多から千早へと向かう電車に乗っていた。
比較的空いていたこともあって、普通に座っていた。
座席は、電車の壁側に背を向けて座り、乗客が向かい合って座るタイプ。
僕の隣は、空いている。
その時の僕の気持ちを一言で表すのなら、、、、
「ねむい」
めちゃくちゃ眠かった。笑
ただ、そうこうするうちに電車は箱崎駅に到着し、次は千早駅。
JRのこの区間を頻繁に利用する人ならわかると思うんだけど、この間が長いのよ。
長すぎるが故に、新駅できるしね。
なんとか起きようと、猛烈に襲いかかる睡魔に耐える僕。
中高生の頃の水泳の後の授業を少しだけ思い出したかもしれない。
絶対に乗り過ごさない。
絶対に千早で降りる。
そんな強い覚悟を胸に睡魔と戦っていた時、1人の女の人が近づいてきた。
「あぁ、空いてる僕の隣にでも座るのかなぁ。寝よっと。おっとダメだ、、、、」
こんなことを思っていたら、、、、
「覚えていますか?」
「あーーー!」が先に出て、その後に口を抑えるというような、思わず漫画のようなリアクションをしてしまった。
普通に卒業生だったのよね。
どうやらバイト帰りだったらしく、僕に気づいて話しかけてくれたのだ。
その後は彼女と少し話して解散。
今、頑張っていること、高校時代に辛かったこと、たくさん話してくれた。
ありがたいことだね。
と、ここから続きをもうちょっと書こうと思ってたんだけど、時間がなさそうなので中途半端に終わります。笑
そんじゃまた!