※今日はちょっと下品です💩
苦手な方はこの先を読み進めないでください。
塾のことも何も関係ないです。
これは昨夜のことだった。
1人、歩いて帰っていた。
塾から家までは徒歩で15分ほど。
昨日買ったAirPodsPro3の性能を確かめながら、両耳装着で音楽に没頭して帰っていた時のことだ。
3分の1ほど進んで、およそ家まで残り10分ぐらいとなった時のこと。
少しずつ、少しずつではあるが、迫ってきた。
何がとは言わないが、少しずつ、少しづつ、僕のお腹を刺激してくる。
まあ大丈夫だろうと思い、僕は歩を進める。
家まであと5分ぐらいとなった時、もうあいつは無視できないレベルのところまで来ていた。
発射口までの距離、およそ3cm。(墨調べ)
コンビニに寄る。
24時間スーパーに寄る。
いろんな選択肢がよぎったのだが、その時の僕の判断は「落ち着いて家でしたい」だった。
昨日の僕は、ここ数年で最も危機的状況だったと思う。
おそらく正常な判断ができなくなってしまっていた。
気を抜けば、出る。
力を緩めようものなら、出る。
そんな状況で、残り5分の距離が、僕には無限のように感じてしまった。
無限。
いくらあゆみを進めようとも近づかないような気がする家。
むしろ近くなるのは。
その時の僕は全身に力を入れていた。
もちろん顔にも力が入っていたので、僕はおそらく全力の男梅顔をしていたに違いない。
昨年10月に出たフィジークの大会での、ステージ上の自分を思い出す。
ぶっちゃけ、何度も木陰を探した。
後から拾いに戻ったらいいかなって。
3ヶ月前に30歳になったばかりの僕だったけど、世間体とかそんなものはその時の僕には全てどうでもよかった。
野でするか、垂れ流すのかの2択なら、野でしたほうがいいんじゃないかぐらいにしか考えていなかったと思う。
その2択しか出てこなかった時点で、その時の僕がいかに追い込まれていたかを想像して欲しい。
「半パンの裾から垂れ流すぐらいなら、、、!」ぐらいの感覚だったと思う。
当時の僕の辞書に「プライド」なんて言葉はなかった。
そんな窮地をなんとか乗り越え、僕はマンションの下にたどり着いた。
発射口までの距離は0.5cm。
新型のiPhoneAirより薄かったはず。
僕にできることは物理的に門を閉じることだけだった。
エレベーターに乗りこんだ。
家の階のボタンを押す。
もうこのときには、発射口までの距離はおよそ0.1cm。
いや、もしかしたらちょっと飛び出していたかもしれない。
僕の部屋がある階についた。
できる限り門を開かないように、僕は部屋へと向かった。
おそらくパリコレのランウェイを歩くモデルよりも、僕は太ももをこすりながら歩いていたに違いない。
今、思い返せば同じ階の住人にすれ違わなかったことだけが唯一の救いだ。
ポケットから鍵を取り出す。
カバンを玄関に放り投げる。
靴を脱ぎ捨てる。
トイレへと走る。
ドアノブに
手をかける。
そして脱ぐ。
座る。
パァァァァァァァァァァァァァァァァ
最後にこれほどの幸せを感じたのはいつだろうか。
涙が出てきそうだった。
クソほど幸せだった。
「諦めたらそこで試合終了ですよ。」
みんなも最後まで諦めずに戦おう。
そんじゃまた!