中学生の中間試験の結果が続々と返されている。
自己最高点の報告や100点の報告、嬉しい報告もたくさんあるけれど、全員が自己最高点更新!とはなっていないので、もう少し努力が必要だね。
悔しい。
そんな中でも印象的な場面があった。
今年の3月から入塾した子とのやりとりだ。
3月からの入塾になるので、定期試験はこれが2回目。
1回目が1学期の期末試験で、今回の2学期中間試験が2回目。
入塾時はたしか300点台後半ぐらいだったんだよね。
(確認すればわかるけど、面倒なのでスキップ)
それが次の試験では430点ぐらいまで上がった。
もちろん僕としてもすごく嬉しかったし、本人も嬉しそうにしていたのが印象的だった。
そして今回の試験。
まだ全ての教科が返却されていない時の会話。
僕 「テストどうだった?」
生徒「うーん、、、、」
2教科の点数を見せてもらう。
どちらも90点前後ぐらいで、普通に良い。
というか入ったばかりの時のことを思うと、めちゃくちゃよくなってる。
僕 「そのリアクションってことは、あんまり納得いってない?」
生徒「前回よりどっちも点数が少し下がってて、、、」
僕はその時に思った。
確実にこの子の中の自己評価が上がっているって。
入塾したての頃だったら、おそらく満足していたかもしれない。
でもそこから1回の試験で自分の自己評価が上がり、今のこの点数では満足できなくなってしまったのだ。
これはすごく良いことだよね。
点数が上がらない子の多くは、目標点を高く持つこと自体に抵抗を感じることが多い。
「私には、、、」「僕には、、、」そういって断られる。
この子は前回のテストで自己評価が高まったことで、今度はそれがあたり前になったので、そこからどうなったのかという視点でテスト結果を受け止められるようになったのだ。
点数と共に心までついてきている。
まだまだ伸びそうだね。
ということで今日はこの辺にしておこうかな。
ではまたー!