僕たちは日々、様々な「目標」や「課題」に向かって生きています。
テストで良い点を取ること、仕事で成果を出すこと、家事をこなすこと、そして時には、ただ「いつも通り」を維持すること。
その中で、僕たちはつい「結果」や「成果」で自分や他人を評価しがちです。
でも、少し立ち止まって考えてみませんか。
今日、この瞬間まであなたが費やしてきた、すべての努力についてです。
「頑張り」を褒められるのは、「目標を達成した時」や「成果が出た時」だと思っていませんか?
しかし、本当はそうではありません。
結果が出なかったとしても、挑戦しようとしたその姿勢、今日一日を投げ出さずに踏ん張ったその時間には、それだけで計り知れない価値があります。
思い通りにいかず、悔しい気持ちや、辛い思いをしたとしても、それでも机に向かったり、立ち上がろうとしたりしたこと。その「負けそうになっても、諦めなかった」というプロセスこそが、あなたの精神的な強さの証です。
誰にも気づかれないかもしれないけれど、「朝、決まった時間に起きる」「忘れずに宿題をやる」「体調を崩さないように気をつける」—こういった日常を維持するための地道な努力も、決して簡単ではありません。
毎日を生き抜き、ルーティンをこなしている全ての人は、それだけで本当に偉大なことです。
頑張りには、様々な形があります。
子どもたちへ:
難しい問題に立ち向かった時間、苦手なことに挑戦した勇気、眠い目をこすってテキストを開いた数秒間。それらはすべて、あなたの未来の礎です。
働く大人たちへ:
プレッシャーの中で決断を下したこと、人間関係で気を遣ったこと、次の日のために早く寝ようとした健康への配慮。それらはすべて、社会を動かしている力です。
(偉そうにすみません。)
誰かと比べる必要は全くありません。
他人から見て「大したことない」と思われるようなことでも、あなた自身にとっては大きな一歩だったはずです。
その一つひとつを、僕は心から尊敬します。
成果が出たから偉いのではありません。
ただ、今日という日を、あなたなりに一生懸命に生きようと努力したから。
それだけで、あなたは本当に素晴らしいのです。
どうか、自分自身を褒めてあげてください。
「今日も一日、よく頑張ったね。」
僕たちは、あなたの見えない努力を、結果に関係なく、これからも応援し続けます。
ではまたー!